人気YouTuberに学ぶ紙袋リメーク術「無印良品の紙袋で作るフラットポーチ」作り方
「デザインがかわいい」「いつか使うかも!」などと、ついため込みがちな紙袋。その“いつか”を実現する方法が<紙袋リメーク>だ。登録者数13.2万人、リメーク術が人気のYouTuber koimiさんに、これまでアクセス数が多かった「フラットポーチ」の作り方を教えてもらいました。
教えてくれた人
koimiさん
YouTubeチャンネル「koimi DIYの部屋」を2018年に開設。登録者数13.2万人。「大人が楽しめる工作」をテーマに、主に100円ショップの素材を使って、DIYの動画をアップしている。
楽しんで作って欲しい
「コロナ禍をきっかけに、捨てられずにたまっていた紙袋で何か作れないかと考えて、YouTubeチャンネルを開設した」
と言うkoimiさん。
「紙袋をバラして真っ直ぐに切るというのは案外難しいんです。ポイントは、曲尺を使い決めた角度がずれないよう線を引き、必ず線になぞってカットすることです。真っ直ぐカットできさえすれば、あとの工程で多少ずれても手直しできますよ」(koimiさん・以下同)
彼女のリメーク法は、意外な手法や素材を使うなどのアイディアが満載で、「お気に入りの紙袋を手軽に有効活用できてうれしい」という視聴者も多い。
「器用でなくても自分で作れば思い入れが深まります。楽しむ時間を大切にしてほしいです」
フラットポーチ作りの材料
・好みの紙袋
・薄い紙(縫い穴用)
・綿糸
・ファスナー
・厚手の布(スエード調)
・ひっかき傷防止シート
好みの紙袋、薄い紙(縫い穴用)
「フラットポーチ」の作り方
【1】紙袋の左右と下をはさみで切る。このとき、持ち手部分ののり付けしたところを丁寧にはがし、マチ部分は切り取る。
【2】ポーチの深さを決め、その位置で紙を折る。余った部分は切る。
【3】紙を二つ折りにして上の部分にファスナーを合わせ、左右をそれより1cm長く残して不要な部分(ここでは20cmファスナーを使用しているので、左右幅を21cm残して)を切る。
【4】【3】の紙を広げ、表面にペット用のひっかき傷防止シートを貼って、不要な部分を切る。
【5】紙を裏返してセンターに布の表面を合わせ、クリップなどでとめる。紙と布の左右をボンドやのりで貼り(仮止め)、上下は布用強力両面テープで貼る。
【6】ファスナーをつけるため、裏面の上下に布用強力両面テープを貼る。【1】で残った紙袋から、【7】で使うポーチの幅(21cm)×1cmの紙を2枚切り出しておく。
【7】上部の両面テープの剥離紙をはがし、ファスナーを本体より左右各5mm程外側に出る位置に貼る。裏面にはファスナーの布部分の上に、【6】で切り出した紙を布用強力両面テープで貼る。
【8】ファスナーをつけていない側の端も、【6】で貼った両面テープの剥離紙をはがして貼る。
【9】ファスナーを開け、【6】で切り出したもう1枚の紙を、ファスナーの布部分の上から【7】と同じように、布用強力両面テープで貼る。
【10】【5】で仮止めした左右の端を縫って補強するため、紙の端から3mm内側に縫い穴を開ける。このとき、薄い紙に鉛筆でまっすぐ3mm幅に穴を描き、その穴が紙の端から3mm内側にくるように紙の上にのせる。薄い紙の上から目打ちで縫い穴を開けていく。
【11】ファスナーの布部分から針を入れ、【10】でつけた穴に針を通し並縫いで、下に向かって縫っていく。左右同じように縫う。
YouTubeチャンネル「koimi DIYの部屋」
koimiさんのチャンネルでは縫わないポーチや、牛乳パックで作ったバッグなど、たくさんの作品をアップしています。コインケースに挑戦したら、別の作品も作ってみては?
(※)今回紹介した紙袋リメーク術は、あくまでも個人で楽しむためのものです。メーカーやブランドの紙袋でリメークしたものを売買するのはやめてください。
撮影/横田紋子 絵/有田ようこ 取材・文/苗代みほ
※女性セブン2024年2月22日号
https://josei7.com/
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