クリスマス&お正月に!簡単<押し寿司>の作り方「ケーキのように切り分けて食べるのが楽しい!」
クリスマスやお正月におすすめ、ごちそう感満点の<押し寿司>の作り方を、料理研究家のみないきぬこさんに教えてもらった。市販の具材とバッドがあれば簡単に作れる「海鮮」「ローストビーフ」を使った2種の押し寿司と、アレンジレシピをご紹介。ケーキのように切り分けて食べられるのも楽しいポイント!
教えてくれた人
みないきぬこさん/料理研究家
雑誌や書籍を中心としたメディアで、家庭料理からおもてなし料理まで幅広く提案。著書に『1日でつくれるおせち』(主婦の友社)など。
基本の酢飯の作り方
まずはお寿司に欠かせない酢飯の作り方から。
材料(作りやすい分量)と作り方
【1】米2合は洗ってざるにあげ、炊飯釜に入れる。酒大さじ1、水を2合の目盛まで加え、昆布(5×10㎝)1枚をのせて普通に炊く。
【2】酢・砂糖各大さじ3、塩小さじ1を混ぜ合わせる。
【3】【1】を大きめのボウルや飯台に移す。【2】を回しかけて白いりごま大さじ1を加え、しゃもじで全体をさっくりと混ぜる。
基本の押し寿司の作り方
続いて、基本の押し寿司の作り方を学んでいきましょう。
※押し寿司のレシピの材料は、バット(16×21×高さ3㎝)1台分(酢飯は2合)が作れる量を目安にしています。
1. バットに具材を敷き詰める
バットにラップを大きめに敷き、具材を散らすようにランダムに並べる。そうすることで華やかさが増し、取り分けたあとも具に偏りがなくなる。
2. 酢飯を広げ入れる
具の上に酢飯をまんべんなく広げ入れる。酢飯は入れてから広げると具がずれてしまうので、少しずつ置くようにのせていくのがポイント。
3. バットを重ねて押す
ラップを折りたたみ、別のバットを同じ向きに重ね、体重をかけて強く押すのを何回か繰り返す。押したあとは20分ほどおくことで酢飯がよくなじむ。
4. 切り分ける
ラップをはずしてトッピングをし、水で濡らした包丁で好みの形に切り分ける。
海鮮押し寿司
色とりどりの具材がギュッと詰まったぜいたく寿司。刺身は好みのものでOK!
<材料と作り方>
【1】卵2個は割りほぐしてみりん・水各小さじ1、塩少量を加えてよく混ぜる。サラダ油小さじ1を熱したフライパンに流し入れ、炒り卵を作る。
【2】好みの刺身(まぐろ、いか、えび、鯛、サーモンなど)220~230gは厚ければ薄くそぎ切りにし、長いものはさらに2~3等分に切る。きゅうり20gは小口切りに、青じそ4~5枚は縦半分に切ってから細切りにする。
【3】バットにラップを敷き、刺身、【1】、きゅうりをランダムに敷き詰め、青じそ、しょうがの甘酢漬け20gを散らす。
【4】酢飯2合分をまんべんなくのせてラップを折りたたみ、別のバットをのせてしっかりと押す。涼しいところで20分ほどおき、なじませる。寿司をバットから取り出してラップをはずし、飛び子をのせる。