<快腸!スッキリメニューランキング>専門家がオススメする食品最の最強組み合わせ「ランクインしたメニューを日替わりで取り入れよう」
なかなか人に相談しづらい便秘は、簡単にスッキリと解決したいもの。そこで、専門医と食の専門家にとっておきの快便スッキリメニューを取材し、ランキングを作成しました。フルーツヨーグルト、納豆、みそ汁などどれも日常で手軽に取り入れられるものばかり。自分に合う最強メニューを見つけてみて。
専門家が選ぶ「快便メニュー」ランキング発表!
以下の10人の「専門医」と「食の専門家」におすすめの食品を挙げてもらい、1位を10点、2位を9点、3位を8点、4位を7点、5位を6点として集計。
専門家のみなさん
石黒成治さん(消化器外科医)、石原新菜さん(イシハラクリニック副院長)、大塚亮さん(おおつか医院院長)、金丸絵里加さん(管理栄養士)、佐野こころさん(医学博士)、清水加奈子さん(管理栄養士)、浜本千恵さん(管理栄養士)、福田千晶さん(医学博士)、真野わかさん(養腸家・セラピスト)、望月理恵子さん(管理栄養士)
【8位】きのこシチュー 15点
「オリーブオイルで刻んだ白菜1/8を炒め、水200㏄、コンソメキューブ1個を入れて煮込み、小麦粉大さじ2を少量ずつ入れて、サーモン2切れ、まいたけ1パック、豆乳200㏄、みそ大さじ1~2を加えて煮込む。サーモンは腸のバリア機能を維持するビタミンDが豊富」(大塚さん)、「しめじ、エリンギ、まいたけなど数種類のきのこと玉ねぎ、牛乳もしくは豆乳で作ると、食物繊維とオリゴ糖が同時に摂れる」(佐野さん)
【7位】納豆+海藻 18点
「めかぶ、納豆を2カップずつ、しらすと刻んだみょうがを適量入れてめんつゆなどで味つけ。もち麦ご飯に混ぜてオリーブオイルをかけるとさらに快便効果が上がる」(大塚さん)、「味つけもずく、納豆それぞれ1パック、スライスしてさっとゆでたオクラ2本分を加えて混ぜ合わせる」(福田さん)、「海藻は腸の中で善玉菌のエサになり、発酵する力を持つ発酵性食物繊維で腸活に有効」(金丸さん)
【6位】納豆アボカド 19
「納豆1パックに食べやすく切ったアボカド1/2個を入れて、付属のたれを半分とマヨネーズ小さじ1で味をつけるだけ。加熱や調理の必要がなく手軽に作れる」(浜本さん)、「アボカドと納豆に含まれる食物繊維は、不溶性と水溶性の割合が2:1の最適なバランス。味つけはしょうゆでもいいですが、しょうゆ麹や塩麹にすると腸活度がアップ。キムチやめかぶ、なめたけを和えても」(真野さん)
【5位】麦ご飯 22点
「もち麦は海藻同様、水溶性食物繊維がたっぷり。白米1.5合、もち麦0.5合の割合で炊くと食べやすく麦もたっぷり食べられる」(浜本さん)、「米1合にもち麦0.5合を加えて、皮つきのまま一口大よりやや小さめに切ったさつまいもを合わせ、塩適量を入れて炊く。さつまいもは不溶性・水溶性どちらの食物繊維も多く含む」(金丸さん)、「麦とろ飯には、ごまや青のりをかけるとより多くの食物繊維が摂れる」(望月さん)
【4位】きのこペペロンチーノ 25点
「きのこ100gをオリーブオイル小さじ1、唐辛子の輪切り少々、にんにく少々で炒め、塩・こしょう適量で味つけを。食物繊維と油で快便効果につながる」(浜本さん)、「オリーブオイルは蠕動運動を促すだけでなく、食物繊維も含まれていて便秘改善にはぴったり。エリンギやまいたけ、しめじなどお好みのきのこをオリーブオイルで炒め、塩・こしょう、にんにくを適量入れて。きのこは水溶性・不溶性どちらの食物繊維も含まれているので、いろいろな料理で活用して」(石原さん)