名画まちがい探しに挑戦!ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」5つの違いを探そう!
テレビや雑誌、学生時代に使っていた参考書などで名画と呼ばれる作品を一度は見たことがあるだろう。しかし、絵の詳細についてきちんと知っている人は少ないはず。有名な作品に込められたメッセージや時代背景をまちがい探しをしながら楽しく学ぼう!
ロマン主義を代表する『民衆を導く自由の女神』を徹底解説
作品タイトル:『民衆を導く自由の女神』
制作者:ウジェーヌ・ドラクロワ
制作年:1830年
画材:油彩/カンヴァス
寸法:259×325センチメートル
所蔵:ルーヴル美術館(パリ)
<時代背景を読み解く>
1830年にパリで起こった七月革命を題材としたロマン主義の代表的作品。ナポレオン失脚後の王政に不満を募らせた民衆が蜂起した姿に感動したドラクロワが、人々の記憶がまだ生々しい同年のうちに描き上げた。自身は戦いにこそ参加していなかったが「武器の代わりにこの絵を描いた」とも語っており、自身も革命とともにあることを示唆している。
【名画でまちがい探し】(間違いは5つあります)
※上段【A】が実際の絵で、下段【B】が加工したものです。
【A】
【B】
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