手厚い人員体制で最期まで自分らしく過ごせる「有料老人ホーム4選」終末期からの入居も可能
厚生労働省の「介護保険事業状況報告の概要」によると、介護保険適用のサービスが受けられる要支援・要介護認定者数は2022年で約689万人となり年々増加している。元気なうちに老後の住まいを検討しておくことで、穏やかで理想的な老後を実現したいところ。早めの「終の住処」探しに役立つ手厚い人員体制(※1)が整っている「有料老人ホーム」を紹介する。
※1:人員配置基準は入居者3人に対して看護・介護職員が1人以上(3:1)。人員が増えるほど手厚い介護サービスとなる。
【基本データ】の見方
所在地/運営会社/設立年月/入居一時金/月額費用/入居時の状態の順に記載
※入居一時金は、特記があるもの以外、基本的に80代の人が1人で入居した場合の金額。月額料金には、管理費、食費、光熱費、上乗せ介護費などを含みますが、介護保険の自己負担額は含みません。
※費用は介護度や部屋の広さ、収入等により異なるため、詳しくは各施設への資料請求等で最新の情報をご確認ください。
<東京都>アライブ世田谷下馬
入居者の気持ちに寄り添う24時間介護体制
多職種チームスタッフによる細やかなケアが特徴。「1.5対1の手厚い人員体制。医療依存度が高いかたの受け入れも可能です」(「LIFULL介護」編集長・小菅秀樹さん)。自立支援や認知症ケアを通し、最期まで自分らしく過ごすことができる。
【基本データ】
世田谷区/株式会社アライブメディケア/2006年3月/(入)3211万円~/(月)35万9200円/入居時介護(要支援・要介護)のかた
<福岡県>サンカルナ博多の森ケアステージ
症状別にフロアを分けて快適に過ごせる環境作り
「2階は認知症介護、3階は医療行為を伴う介護、4階は身体介護が中心のかたなど、症状別にフロアを分け、体の状態に合わせて快適に過ごせる環境作りがされています」(山川さん)。
福岡空港から徒歩で約12分と近く、県外で暮らす家族も集まりやすい。
【基本データ】
糟屋郡/西鉄ケアサービス/2005年10月/(入)1100万~1620万円/(月)13万6900円~/入居時介護(要支援、要介護)のかた