連載
2018.09.10 06:00
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【週刊脳トレ】「同じものを探せ!」で空間の認識力アップ
認知症やMCI(軽度認知障害)を予防したいと思ったら、脳を積極的に働かせることが大切です。そこで『脳トレ』(認知症予防医・ひろかわクリニック院長の広川慶裕先生監修)をやってみましょう! 単純な問題ですが、脳の活性化に役立ちます。
脳に存在する神経細胞間では、情報伝達物質が行き来しています。頭を使うと脳への血流がアップし、情報伝達の流れが良くなってきます。これにより、考えたり覚えたりという脳の機能も改善されてくるのです。
今日は「同じものを探せ!」という脳トレをやってみましょう。物体の形や大きさ、向きなどの情報を処理する「空間認識」機能と、課題に立ち向かうために必要な「遂行力」という機能のトレーニングです。