ブロッコリー農家直伝!もっとおいしい見分け方・洗い方・ゆで方・食べ方、SNSで話題の「めんつゆ揚げ」等レシピも
春野菜と思いきや、実は11月~3月の寒い時期に旬を迎えるブロッコリー。おいしさと栄養がギュッと詰まったこの時期のブロッコリーは、ゆでてマヨネーズをつけるだけじゃもったいない! とっておきの食べ方で丸ごと旬を味わって。
冬のブロッコリーこそ美味
SNSで発信される目からウロコのブロッコリー情報がたびたびバズっている石川県のブロッコリー農家、『安井ファーム』。
「ブロッコリーは、寒さに当たることで子孫を残すためのスイッチが入り、蕾をつけます。房もギュッと詰まるので食べ応えがあり、凍らないように糖度を上げるため、甘みもグンと増します。冬は、ブロッコリーがいちばんおいしい季節なんですよ!」(広報担当・土田龍之介さん)
ナイスブロッコリーの見分け方
・蕾…キュッと締まっている
・葉…ピンとしている
・房…黄色くなっていない
・茎…境目が黒ずんでいない
《ラッキーブロッコリー》
品種によっては、寒さに当たると紫色になる性質があるものも。房部分が紫色を帯びたものは甘い可能性が高い!
《残念ブロッコリー》
房部分をチェック。上から見て粒目が揃っていなかったり、蕾が開いている、薄く黄みがかっているものは鮮度が落ちている証拠。
ブロッコリーをもっとおいしく食べる方法
●水の中でフリフリ洗うべし
ブロッコリーの房は水を弾くため、ボウルに水を張って房を下にして入れ、勢いよく振ると◎。水流が生まれ、蕾の奥までしっかり洗える。
●ゆで時間は2分10秒がベスト! 水にさらすのはNG
「我が社推奨のゆで時間は2分10秒。ゆでたあと、水にさらすと蕾部分が水を含んで水っぽくなるので、ざるにあげてそのまま冷ますのが正解。余熱でほどよく火が入ります」
●茎の皮はレンチン1分半で“ヌバァッ”とむける
縦半分にカットした茎を耐熱容器にのせ、ラップをして電子レンジで1分半加熱。
「茎の端からはがすと、外側の厚い皮だけ気持ちよくむけます。包丁で削ぐよりも茎の可食部分をより多く残せますよ」。
●チルド室で鮮度をキープ!
「ブロッコリーは温かい所に置くと蕾が黄色くなります。野菜室は3~8℃で冷蔵庫の中で最も高い。0℃に近いチルド室で保存すれば2週間ほど長持ち!」
最後に、ブロッコリー農家のバズレシピをご紹介。
※材料は特記以外、すべて2人分です。電子レンジは600Wを使用しています。