2022年1月1日からマイナンバーカードでお得!2万ポイントを受け取る方法を解説
マイナンバーカードを取得・申請すると受け取れる「マイナポイント」。これは、マイナンバーカードの普及を目的として始まった事業だ。
マイナンバーカードを申請・取得して、カードを使って予約や申し込みを行い、キャッシュレス決済で買い物やチャージをすると、利用料金の25%のポイントが還元される(1人あたり上限5000円)。
2020年7月に実施されたマイナポイント第一弾では、5000円分を受け取ることができた。そして、2022年1月から始まる第二弾では、最大2万円相当分のマイナポイントが付与される予定だ。
※参考サイト「総務省 マイナポイント」
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/
マイナポイントで最大2万ポイント!
【1】キャッシュレス決済等で上限5000ポイント付与
【2】健康保険証利用登録で7500ポイント
【3】公金受取口座登録7500ポイント
上記1~3まで全て満たせば最大2万ポイント受け取れる。
健康保険証として利用登録することで、医療機関や薬局で毎月確認する健康保険証をマイナカードの読み取りで済ませることができ、かかった医療費を確定申告で医療費控除を受ける際自動入力できるようになる。
また、公金受取口座登録をしておくと、マイナンバーと銀行口座を紐付けることで、給付金や年金、児童手当、所得税の還付金など、国や市区町村からの振り込みが受け取れるようになる。
マイナポイントの受け取り方
マイナポイントの受け取りは、スマホを利用するのが簡単でおすすめだ。
5000ポイントの受け取り方
マイナポイント第2弾で【1】キャッシュレス決済で5000ポイントを受け取るには、「マイナポイントの予約」と「マイナポイントの申し込み」、マイナポイントを受け取る「キャッシュレス決済を登録」する必要がある。
これらは、スマホで利用できるアプリ「マイナポイントアプリ」で一連の手続きを行うことができる。
■マイナポイント Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.soumu.mkpf.mkpfmypage&hl=ja&gl=US
■マイナポイント App Store
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88/id1487419316
まず、ポイント付与に使いたいキャッシュレス決済を、クレジットカード・電子マネー・デビットカード・QRコード決済から選択する。
クレジットカードなら、dカード、楽天カード、イオンカードなどがあり、そのカードで期間中にクレジットカード決済すると、決済金額の25%最大5000ポイントがそのカードのポイントとして付与される。
つまり、決済金額が2万円になると最大5000ポイント受け取れることになる。
一方、ワオンカード、ICOCA、nanaco、majicaなどの電子マネー、QRコード決済はチャージするとポイントが付与される(チャージをクレジットカードにしている場合は決済でポイント付与)。
マイナポイントアプリは、iPhoneはApp Store、androidはGoogle playからダウンロードすることができる。
スマホにマイナポイントアプリをインストールして、マイナポイント予約・申し込みを行い、ポイント付与に使う決済方法を選んで手続きし、後は実際にキャッシュレス決済で買い物をすればポイントが付与されることになる。
最大2万ポイント受け取るには?
さらに、【2】健康保健証と【3】公金受取口座登録を登録し、マイナポイントを最大2万ポイントまで受け取るには、専用サイト「マイナポータル」から手続きを行う。
マイナポータルアプリもiPhoneはApp Store、androidはGoogle playからダウンロードすることができる。
アプリをダウンロードしたら起動し、利用者登録を行う。
利用者登録には、マイナンバーカード作成時に登録した利用者証明書要電子証明書の数字4桁のパスワードが必要だ。そのパスワードを入力して、マイナンバーカードの上部にスマホをかざして読み取ることで登録できる。
そして、マイナポータルにログインして、マイナポイント第2弾【2】健康保険証利用登録【3】公金受取口座登録をすれば、マイナポイントがさらに1万5000ポイント受け取れるようになる。
スマホが苦手な人は役所やコンビニ、携帯ショップでも
マイナポイントを受け取るには、スマホのアプリを利用するのがスムーズだが、もしもスマホを持っていない、操作が苦手という人は、市区町村の窓口や郵便局、コンビニに設置してある対応コピー機、携帯ショップなどでも対応可能だ。
対面で相談しながら登録したい場合は、市区町村の窓口や郵便局、携帯ショップがおすすめだ。
携帯ショップの場合は、事前予約が必要で、クレジットカードなど決済手段の情報も必要となるため、登録できる決済手段を事前に聞いておくといいだろう。
※情報は2021年12月25日時点のもの。変更の可能性もあります。
文/大堀貴子さん
ファイナンシャルプランナー おおほりFP事務所代表。夫の海外赴任を機に大手証券会社を退職し、タイで2児を出産。帰国後3人目を出産し、現在ファイナンシャルプランナーとして活動。子育てや暮らし、介護などお金の悩みをテーマに多くのメディアで執筆している。