80才“山の幸染め会”創業者「新鮮な生野菜を3食必ず」【喜寿でも元気でキレイな人の食習慣】
年齢を重ねてますますパワーアップする女性がいる。その共通点は「我が、まま」。自分の心と体にしっかりと向き合って大事にしているのは食事法!現役真っ只中の彼女が極めた食事とは?
60才の時に花びらや木の葉など自然の美しさを染める技法「山の幸染め」を考案し、現在もバリバリの現役で活躍している山の幸染め会の隆久昌子さん(80才)の健康食習慣をご紹介します。
腸は第二の脳 排泄をスムーズに健康と美をキープ!
幼い頃から虚弱体質だったが、無医村に住んでいた祖父の影響で、東洋医学などの治療法を自然に取り入れる家庭で育ったという隆久さん。
「幼い頃のケガがきっかけでめまいや貧血がひどく、母が葉緑素を与えてくれたおかげで命拾いしたという意識があり、青汁は幼い頃から飲んでいます」
ねぎをタオルに包んで首に巻くなど、おばあちゃんの知恵袋のような健康法が常に身近にある生活。体をメンテナンスすることが自然と身についているのか、成人してからは、大きな病気をしたことがないという。
「山の幸染め会を創業したのは、20年前で私が60才の時。実は80才になった今も、身体的には20年前となんら変わりがないんですよ。自分でも驚きますが、体が元気だからか、毎日がとってもハッピー! 何か壁にぶち当たったとしても、それは“天から与えられた課題”だと思っています」
朝は排泄をしてから食事をする、という祖父からの教えを守り、生野菜も積極的に摂取。また、魚は丸ごと、リンゴも芯以外は丸かじりするなど、食べ方にはトコトンこだわっている。
朝食は食べずにグリーンスムージーを飲む。野菜や果物を生のまま豊富に摂取できるのでお気に入り。昼食や夕食にも生野菜は欠かさない。大豆粉にオリーブオイルと酢を混ぜた自家製マヨネーズにつけて食べている。
「年に2回ほど、1週間の寒天断食にも取り組んでいます。腸も心もきれいにすることでスッキリ、リフレッシュ。毎日を新鮮な気持ちで過ごしています」
元気のヒケツ
●命ある新鮮あ生野菜を毎日必ず摂取する。
●大豆粉にオリーブオイルと酢を混ぜた自家製マヨネーズにつけて、昼食や夕食にも生野菜は欠かさない。
●いつでもどこでも、携帯できるゴム製バンドで背筋をピン!
【プロフィール】
隆久昌子さん(80才)
●1938年生まれ。45年前「手づくりネクタイ」教室を広め、その後、誰でも簡単に染め物をという思いから山の幸染め会を設立。
撮影/菅井淳子
※女性セブン2018年5月24日号
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