【週刊脳トレ】あなたの識別能力に挑戦! 「どっちが多い?」
年齢とともに人の名前と顔が一致しなくなったり、携帯電話とリモコンを取り違えたりする失敗などが多くなったりしていませんか? 脳を働かせることが少なくなってきたと感じている人は『脳トレ』(認知症予防医・ひろかわクリニック院長の広川慶裕先生監修)をやってみましょう!
* * *
今回の脳トレは「どっちが多い?」という問題です。
パッと見て同じような絵のどちらがたくさんあるかを答えます。これは脳の「識別能力」を鍛えるトレーニングになります。識別能力は必要なものを選別する脳の働きの一つです。山積みされている商品の中から欲しいものを取り出す、残しておきたい本と捨てる本を選り分けるなど、日常多くの場面で使われます。
脳を使って考えることは、脳内の血流増加を促して神経細胞の情報の流れを改善します。認知症の予防やMCI(軽度認知障害)治療の一つとして、脳トレをすることはとてもいいのです。