【週刊脳トレ】探索機能と実行機能をアップさせる「迷路」に挑戦!
ヒトの脳は使い続けることがとても大切です。物忘れしたり、注意が散漫になったりしないように、日ごろから脳を鍛えておきましょう! そのためには『脳トレ』(認知症予防医・ひろかわクリニック院長の広川慶裕先生監修)がオススメです。
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脳トレを行うと脳の血流が高まり、脳の情報伝達が改善することがわかっています。これは血流改善により、神経細胞の代謝が向上するからです。
今回は、探索機能と実行機能を鍛えるトレーニング、「迷路」です。みなさんも一度はやったことがあるでしょう。
「探索機能」とは、問題が起きたとき、試行錯誤の末、最短で効率のいい解決法を探す能力です。低下してくると、何かを作ろうとしたときに手順がまごついたり回り道をしたりするようになってしまいます。
「実行機能」は、目の前の問題をやろうとするときに必要な脳の働き。衰えると「やる気」はあっても、何から手を付けたらいいのかわからないといったことが起こってきます。
どちらも仕事をしている人には大切ですが、炊事や洗濯など日常生活を営むうえでも関係の深い機能です。認知症の予防だけでなく、MCI(軽度認知障害)の改善の助けにもなるので、挑戦してみましょう。