司法書士などの専門家集団と不動産会社が共同展開、身元保証から死後事務まで担う「終身サポート」の提供を開始
少子高齢化や単身世帯の増加を背景に、頼れる親族を持たない高齢者の支援が課題となる中、司法書士などからなる専門家集団「みつ葉グループ」(東京都港区)と、総合不動産大手の「三好不動産グループ」(福岡市)は、身元保証から逝去後の手続きまでを一括して支援する「終身サポート」の共同提供を開始した。各分野の専門家が連携することで、生前の生活支援から死後の事務手続きまで、一つの窓口でシームレスに対応する体制を構築し、福岡エリアを皮切りにサービスを展開していく。
単身高齢者が「身元保証人の確保」に苦慮する現状
単身高齢者の増加に伴い、病院への入院や介護施設への入居時に必要となる「身元保証人の確保」に苦慮するケースが顕在化している。また、逝去後の葬儀手配や遺品整理、各種行政手続きなどを担う親族がいない、あるいは親族がいても頼みづらいといった孤立化の問題も背景にある。従来、これらの課題解決には司法書士や不動産業者、行政書士など複数の専門家に個別に相談する必要があり、利用者側の負担が大きいことが課題となっていた。
生前から死後までカバーする支援内容と信託による財産管理
今回開始された共同サービスでは、生前における日常生活の支援(定期訪問や買い物代行など)をはじめ、財産管理、入院・施設入居時の身元保証、緊急時対応などを行う。
さらに逝去後においては、葬儀や納骨の手配、役所への手続き、遺品整理、金融機関の預金解約、不動産の売却や名義変更、遺言に基づいた財産分配までを包括的にサポートする。
なお、逝去後の各種手続きに必要となる費用については、生前のうちに金融庁登録の信託会社である「三好スマイル信託」へ預け入れる仕組みを採用した。法的に保護された信託口座で安全に管理することにより、財産管理面における利用者の不安軽減を図る。
士業と不動産の専門性を掛け合わせたワンストップ体制
本サービスの特徴は、複数の士業(司法書士・行政書士・土地家屋調査士)を擁するみつ葉グループと、不動産・遺品整理・信託の機能を網羅する三好不動産グループが連携した点にある。窓口を一本化することで、相談者の利便性を高めると同時に、生前から死後まで切れ目のない一貫した対応が可能となった。
みつ葉グループは2012年の創業以来、5,000件を超える相続案件の実績を持つ。一方の三好不動産は創立75年を超える福岡の地場大手総合不動産会社であり、2005年から相続支援事業を手がけている。両グループはそれぞれの専門性と実績を活かし、増加する終活・相続ニーズに対して、実効性の高い支援体制の確立を目指す。
【データ】
総称:みつ葉グループ
グループ代表:宮城 誠
拠点:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄
企業サイト: https://mitsubagroup.co.jp/
みつ葉グループhttps://mitsubagroup.co.jp/の発表したプレスリリース(2026年5月13日)を元に記事を作成。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000063878.html
図表/みつ葉グループ提供 文/介護ポストセブン編集部
