【週刊脳トレ】視覚や空間を認知する機能と注意力がアップ! 「線たどり」
ボケたくない、何歳になっても人と楽しく会話を楽しみたい…そのためには脳を鍛えておくことがとても肝心! 認知症が心配な人もそうでない人も『脳トレ』(認知症予防医・ひろかわクリニック院長の広川慶裕先生監修)をやってみましょう!
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パズルでも計算でも頭を使うことは、脳の血流を高めます。すると神経細胞の代謝が向上して、脳の情報伝達が改善してくるのです。脳トレで血液循環をよくして認知症に備えましょう!
ひとりでやるのもいいのですが、大勢でやるとより効果的です。
今回は、視覚認知機能と空間認知機能と注意力を鍛えるトレーニング、「線たどり」です。
「視覚認知機能」とは、目で見たものを認識する機能。この機能が衰えていると、文字や図形を判別しにくくなります。
「空間認知機能」は、物の形や方向を認識するために働きます。道路標識の形と意味を理解したり、部屋のどこに何があるかを把握したりといったことができるのは、これらの機能が大きく関わっています。
「注意力」は、説明するまでもないでしょう。
視覚認知機能も空間認知機能も、年を取ると衰えてきますから、「線たどり」で機能を維持しましょう。認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)の方にもオススメです。