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《10月10日は「目の愛護デー」》老眼を自覚していても老眼鏡を使用している人は5割でそのうち3割は100均など量販店で購入と判明|介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブン

 10月10日は「目の愛護デー」。介護マーケティング研究所は、老眼についての調査を実施した。「手元の文字が読みにくい」「新聞やスマホの文字がこれまでより見えづらい」などで老眼を感じる人も多いことだろう。誰にとっても気になる「老眼」だが、老眼鏡使用の割合、その他の対策など実態に迫った。

アンケート概要

調査主体:介護マーケティング研究所by介護ポストセブン
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:『介護ポストセブン』会員組織『介護のなかま』登録者
調査期間:2025年5月16日(金)~6月2日(月)
有効回答者数:4,804名

調査結果サマリー

老眼を自覚している人は約3人に2人
老眼鏡を使用しているのは「老眼を自覚している」人でも約半数
●約3割が「100円ショップ、ドラッグストアなどの量販店」で購入
●老眼鏡以外の対策、「レーシックなどの視力手術」と答えた人はほとんどいない結果に
●老眼に対して「老化を意識する」一方で、「あまり気にならない」人も
「老眼の自覚がない人」が考える「老眼対策」は「老眼鏡の使用」や「視力回復トレーニング」
※調査詳細一部抜粋

調査詳細

老眼を自覚している人は約3人に2人

「老眼を自覚していますか」と質問したところ、「はい」と回答した人が68.05%、「いいえ」と回答した人が31.95%だった。約3人に2人が老眼を自覚していることになる。

「老眼の自覚がある人」(3,269名)を対象にした調査

 以下からは、まず「老眼の自覚がある」と回答した人を対象に調査をした結果をお伝えする(「老眼の自覚がない」と回答した人については後述)。

老眼鏡を使用しているのは「老眼を自覚している人」でも約半数

「現在、老眼鏡(遠近両用眼鏡を含む)を使用していますか」と聞いたところ、「はい」と回答したのは53.81%と、老眼を自覚しながらも約半数の人しか使用していない結果となった。

約3割が「100円ショップ、ドラッグストアなどの量販店」で購入

「どこで老眼鏡を購入しましたか」という質問では、7割以上の人が「眼鏡専門店(オーダーメイド)」と回答し、自分の視力に合った度数の眼鏡を作る人が多い一方で、約3割が「100円ショップ、ドラッグストアなどの量販店(既製品)」と回答している。

老眼鏡以外の対策、「レーシックなどの視力手術」と答えた人はほとんどいない結果に

「老眼鏡以外にどんな対策をしているか教えてください」という質問では、「目に良いといわれる食材を取り入れた食事」が11.32%、次に「サプリや漢方薬などの服用」が11.17%、そして「生活習慣の改善(TVやPC、スマホを見る時間を減らすなど)」が10.22%と続く。近眼対策としては、レーシック手術は広く知られているが、老眼対策として「レーシックなどの視力手術」と答えた人は、ほとんどいない結果となった。

→目の寿命を延ばすために心がけたい「食、環境、生活」のOK習慣・NG習慣「老眼鏡は早めにが○」

「老眼の自覚がない」と回答した人(1,535名)への調査結果

 以下からは、最初の質問で「老眼の自覚がない」と回答した人の結果をお伝えする。

老眼に対して「老化を意識する」一方で、「あまり気にならない」人も

「老眼に対するイメージを教えてください」という質問では、53.22%が「老化を意識するもの」と回答した一方、48.27%は「誰でもいつかはなるものなので、あまり気にならない」と答えた。また、31.53%が「早めの対策が必要」と回答したことから、老眼の自覚がなくても「老眼には対策が必要である」と考えている人たちが一定数いるようだ。

「老眼の自覚がない人」が考える「老眼対策」は「老眼鏡の使用」や「視力回復トレーニング」

「老眼になったときにどんな対策をしたいか教えてください」という質問をしたところ、8割が「老眼鏡(遠近両用眼鏡を含む)の使用」と回答し、次に「視力回復トレーニング」(26.38%)や「目に良いといわれる食材を取り入れた食事」(24.10%)と続く。

→調査の全文・全データはこちらをクリックしてお問い合わせください。

◆本調査結果を通じて

「老眼の自覚」の有無別に、「自覚がある人たち」の老眼鏡使用割合やその他の対策を、「自覚のない人」には、老眼のイメージや老眼になったらしたい対策などを調査した。

 老眼鏡を使用している割合は、約5割で、購入場所は、眼鏡専門店が7割強ということがわかったが、3割弱の人は100円ショップやドラッグストアなどの量販店で購入している。まずは、身近な場所で手軽に購入できる価格のものを試してみているのかもしれない。

 老眼の自覚がない人にとって、老眼とは「老化を意識するもの」である一方、「誰でもいつかはなるものなので、あまり気にならない」というイメージを抱いていることが判明した。

 老眼対策の第一選択肢は「老眼鏡」であるものの、実際は、自覚があっても老眼鏡を使用していない人が半数近くいること、また手軽に購入できる既製品を購入している割合も高いことから、自分にあった老眼鏡を作るなど積極的な対策をしない人が多いことが窺える結果となった。

 老眼を放置することで起こるさまざまな不便や体への影響を訴求することや、老眼鏡をもっとポジティブに捉えることができる商品デザインやファンション提案などの機会を増やすことが市場拡大のヒントになるかもしれない。

※掲載しているデータは調査の一部です。掲載していないデータや自由記述設問に寄せられたコメント詳細については、以下までお問い合わせください。お問い合わせの際は、企業・部署名をご明記ください。

お問い合わせはこちらをクリック

介護マーケティング研究所
https://kaigo-postseven.com/contact
担当:小学館 広告局

【出典の記載についてのお願い】
本記事で紹介されている調査データは、自由に引用いただけます。その際は、以下のように出典をご記載ください。

出典:【「老眼」にまつわる実態調査】(介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブン)
https://kaigo-postseven.com/204696

介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブンは、現在まさに介護中の方、介護に関心の高い方のリアルなデータをもとに、ユーザー動向分析・マーケティング・認知度向上・商品開発に役立てられるサービスを目指しています。

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