いつか認知症になる心構え|最後まで自分らしくいるために準備すること
どれほど健康に留意していようと、誰もが認知症になる可能性がある。それを自然なこととして受け入れ、事前準備を怠らなかったある男性が“その日”を迎えた時、息子夫婦や孫たちは、穏やかに男性の認知症を受け止められたという。人はいかにして老いを受け止め、準備すべきか。先のばしせず、今日から考えてほしい。
認知症になるかも…90才老人が20年前から始めていた“老い支度”
≪70才 正常な判断ができるうちに、と免許返納≫
≪75才 自らGPS付きキッズ携帯を契約してくる≫
≪80才 持ち物や衣類すべてに名前を書き始める≫
≪82才 満を持してボケる≫
都内に住む“ごまたんさん”が、今年4月に投稿したツイートが大きな話題を呼んでいる。
これらは、北海道に住むごまたんさんの90才になる祖父が、≪「少しでも世間様に迷惑掛けないように」と認知症を発症する10年以上も前から準備していた事≫を紹介したもの。
ごまたんさんの祖父は82才で認知症を発症したが、前述のツイートのように、10年以上に及ぶ入念な「事前準備」が功を奏したようだ。ごまたんさんは、こんなツイートも投稿した。
≪世話をしている両親いわく、『多少は大変だけどおじいちゃん自分で対策してたから…同世代の他所の家庭よりかなりラクだと思う』とのこと≫
’15年に国内で520万人だった認知症患者は、超高齢化社会が進むとともに増え続け、’25年には700万人を超えると推測される。
長生きするほど認知症になりやすい
そんな日本社会において、食生活の見直しや情報収集を積極的に行って、「認知症にならないための準備」をする人は大勢いるだろうが、「認知症になるための準備」をする人は、ほぼいないのではないか。
老活・終活の専門家で看護師の資格も持つ藤澤一馬さんは、「ごまたんさんのおじいちゃんは、かなり意識が高い」と絶賛する。
「多くの人は、『私はまだ元気よ』と、認知症を話題にすることすら嫌がります。ごまたんさんのおじいちゃんほど入念に準備した人の話は、聞いたことがありません。今の時代に見習うべき点が多い」
厚生労働省の調査によると、認知症の発症率は65~69才で2・9%、70~74才で4・1%、75~79才で13・6%、80~84才で21・8%、85~89才で41・4%、90~94才で61%、95才以上では約80%に達する。
人生100年時代、「自分は認知症にならない」という考え方は大きな間違いである。川崎幸クリニック院長で認知症専門医の杉山孝博さんが指摘する。
「確実に言えるのは、長生きするほど認知症になりやすいということ。認知症にならない努力も、もちろん大事ですが、長く生きれば必ず認知症になると想定した方がいい。その時、いかに自分らしく生きるかということを心がけ、前もって準備しておくことが大切です」
絶対に先送りしてはいけない6つのルール
一体どんな準備をすればよいのかと思うだろう。実は、今すぐ始めなければ間に合わないような、時間と手間のかかることが山ほどある。絶対に先送りしてはいけない「6つのルール」を紹介しよう。
【1】運転:免許は「返納すれば一件落着」ではない
4月に起こった東京・池袋の母子死亡事故を筆頭に、昨今は高齢者ドライバーによる自動車事故の報道が絶えない。警察庁の調べでは、’17年に交通事故を起こした75才以上のドライバーの約半数に「認知症の恐れ」か「認知機能低下の恐れ」があった。現在、高齢者ドライバーには免許更新時に、70~74才は高齢者講習、75才以上はさらに認知機能検査が義務づけられている。
しかし、ケアタウン総合研究所代表の高室成幸さんは、「それでは足りない」と不安視する。
「高齢になると、認知症ではなくても、認知機能や判断力が低下します。75才を超えたら、教習所が実施する、卒業者向けの運転講習サービスやペーパードライバー講習などを利用して、年に1回は運転技術をチェックするようにしてほしいです」
ごまたんさんの祖父は、70才の時に、≪人間老いると我儘(わがまま)になる、周りの制止を振り切って運転して人でも轢いたら殺人犯だ≫と潔く免許を返納したという。
しかし、免許返納をすんなりと受け入れる高齢者は少数派だ。そこには、生活が不便になるという理由に加え、意地やプライドも関係する。高室さんは、返納のポイントとして、「第三者の視点」を挙げる。
「助手席に乗った家族が、“ブレーキを踏むのが遅い” “電柱との距離が近い”などの怖さを感じたら返納時期です。それでも『自分はまだ大丈夫だ』と渋ったら、ドライブレコーダーで録画し、本人に見てもらう。運転席で見ている光景と違って、映像では客観的に判断できます」
そういった取り組みは、認知症が疑われてからでは遅いと藤澤さんは言う。
「仮に免許を返納していても、認知症になったら返納したことを忘れてしまいますから、いつもどおり運転してしまいます。認知症は、直近の記憶ほど忘れやすいのです。高齢になってきたら、認知症になる前に、車を運転しない生活習慣を身につけておく必要がある。箸の持ち方を忘れないように、認知症になっても、習慣になっている記憶は残るものなんです。運転する人が、運転できないことが習慣づけられるまでには、最低でも1年はかかるでしょう」
公共交通機関の利用法や自治体によるバス、タクシーの割引サービスの確認など、車に代わる手段を身につけるためには家族の協力も不可欠だ。
運転時認知障害早期発見チェックリスト
□車のキーや免許証などを探し回ることがある。
□今までできていたカーステレオやカーナビの操作ができなくなった。
□トリップメーターの戻し方や時計の合わせ方がわからなくなった。
□機器や装置(アクセル、ブレーキ、ウインカーなど)の名前を思い出せないことがある。
□道路標識の意味が思い出せないことがある。
□スーパーなどの駐車場で自分の車を止めた位置がわからなくなることがある。
□何度も行っている場所への道順がすぐに思い出せないことがある。
□運転している途中で行き先を忘れてしまったことがある。
□よく通る道なのに曲がる場所を間違えることがある。
□車で出かけたのにほかの交通手段で帰ってきたことがある。
□運転中にバックミラー(ルーム、サイド)をあまり見なくなった。
□アクセルとブレーキを間違えることがある。
□曲がる際にウインカーを出し忘れることがある。
□反対車線を走ってしまった(走りそうになった)。
□右折時に対向車の速度と距離の感覚がつかみにくくなった。
□気がつくと自分が先頭を走っていて、後ろに車列が連なっていることがよくある。
□車間距離を一定に保つことが苦手になった。
□高速道路を利用することが怖く(苦手に)なった。
□合流が怖く(苦手に)なった。
□車庫入れで壁やフェンスに車体をこすることが増えた。
□駐車場所のラインや、枠内に合わせて車を止めることが難しくなった。
□日時を間違えて目的地に行くことが多くなった。
□急発進や急ブレーキ、急ハンドルなど、運転が荒くなった(と言われるようになった)。
□交差点での右左折時に歩行者や自転車が急に現れて驚くことが多くなった。
□運転している時にミスをしたり危険な目に遭ったりすると頭の中が真っ白になる。
□好きだったドライブに行く回数が減った。
□同乗者と会話しながらの運転がしづらくなった。
□以前ほど車の汚れが気にならず、あまり洗車をしなくなった。
□運転自体に興味がなくなった。
□運転すると妙に疲れるようになった。
作成/NPO法人高齢者安全運転支援研究会、監修/日本認知症予防学会理事長・浦上克哉
※30問のうち5問以上にチェックが入った人は注意が必要。
認知症予防を心がけるとともに、毎年1回は自身でチェックを行い、項目が増えるようなことがあれば専門医や専門機関の受診を検討しよう。
【2】詐欺被害対策:名前は「わかりやすく」「目立たないところ」に
警察庁が5月に発表した「平成30年特殊詐欺認知・検挙状況等について」によると、65才以上の特殊詐欺(オレオレ詐欺、架空請求詐欺など)被害の割合は全体の78%で、昨年を上回った。
今年2月には東京都江東区で、現金の保管状況を尋ねる電話をした後、強盗に入って住人を殺す「アポ電強盗殺人」に世間が震撼した。
手を替え品を替え、高齢者を狙う詐欺事件は後を絶たない。詐欺被害防止活動やアドバイスを行う一般社団法人「シニア消費者見守り倶楽部」代表の岩田美奈子さんは、その実態についてこう語る。
「明らかに不要な床下の調湿工事や屋根工事など、業者に言われるがまま、家中の工事を行われていたひとり暮らしの認知症のかたがいました。こういう被害に遭うのは、周囲も本人も認知症だと気づかないほど、軽度の人です。傍から見て“しっかりしている”と思われる人ほど、家族も周囲の人も安心してしまい、それが隙につながります」
求められるのは自衛策だ。
「詐欺電話の相手は非常に言葉巧み。しゃべってしまったら、絶対にだまされると思った方がいい。“自動通話録音機”などを設置して、門前払いすることがいちばんです」(岩田さん)
「自動通話録音機」の実力は、録音機能としてではなく、通話の前にかけてきた相手に警告アナウンスを流すことで、通話を未然に防ぐことにあるという。この機能がついた固定電話に買い替えることも選択肢の1つだ。
「詐欺は、だまされて当たり前です。少しでも不安を感じるのなら、50代から対策を始めたって早すぎることはありません」(岩田さん)
徘徊した時のために、服や持ち物など、見つけやすいところに名前を書いておいた方がいいという話を聞くが、犯罪予防という面から考えると控えた方がいいと藤澤さんが言う。
「名前がわかれば、『〇〇さん久しぶりですね』などと声をかけられて、認知症の人は知り合いだと勘違いしてしまう。医療関係者や警察などは、隅々まで徹底して調べますから、名前や住所のメモは財布の奥など、わかりにくい場所に隠しましょう」
メモには、持病や薬の種類まで書いておくのが賢い事前準備だ。
【3】徘徊対策:行動を「見える化」できる工夫を
認知症患者が徘徊する際、財布やかばんなど、普段から持ち歩いているものは、それが習慣化されていて、徘徊時にもほぼ持って行くという。
そこで頼りになるのがGPS機能だ。ごまたんさんの祖父は認知症発症直後に失踪したが、事前に準備していたGPSつき携帯電話のおかげで、映画館で『テルマエ・ロマエⅡ』を見終えたところで無事発見されたことがあったという。
「普段、携帯電話を持ち歩かない高齢者が、今からそれを習慣にするのは難しい。それよりも、GPSつきの小型タグを、いつものかばんや上着に取りつける方が現実的でしょう。親が認知症になった時のため、“お気に入り”がなんなのか把握しておく必要もあります」(藤澤さん)
スマホアプリの事前登録も有効だ。
「家族が行方不明になった時にSOSを発信し、地域の登録サポーターに協力を呼びかける『ただいまプロジェクト』というアプリもあります。登録が必要なので、前もって準備しておきましょう」(高室さん)
老親がひとり暮らしの場合は家族の注意だけでは限度がある。そこで利用したいのが、「見守りサービス」だ。
「最近、注目されているのは郵便局員が月に1度、利用者宅を訪問し、家族にその様子をメールや郵送で伝えるサービス。月々2700円の利用料で離れて住む家族の様子を知ることができます。また、毎日ヤクルトを配達するヤクルトレディは自治体や警察と連携して、地域の見守り活動に協力しています。実際、お客さんの家の様子に異変を感じたヤクルトレディが警察署に通報し、署員がお客さんを発見したケースも過去にあります」(高室さん)
日々の行動範囲を“見える化”しておくことも大きな備えとなる。
「地元の自治体で地域の地図をもらい、よく行く場所に目印をつけ、よく通る道には赤線を引いておく。『見えるマップ』を作成して、家の目立つ場所に貼っておけば、失踪した時に捜す範囲の予測が立てやすく、発見しやすくなります」(高室さん)
【4】終活:エンディングノートは家族と共有
認知症になる前に、将来について家族と話し合っておくことも重要だ。
「必ず話し合っておくべきなのは、お金のことです」と指摘するのは高室さん。
「特に財産や借金については相続の際に必要なので、きちんと把握しておくこと。通帳や有価証券、土地建物といった重要書類の保存場所も知っておきたいですね」
ポイントとなるのは「お金の話の切り出し方」だ。
「いくつになっても財布のひもは自分で握っておきたいものですから、唐突にお金の話をすると親は嫌がります。まずは『段差が危ないからバリアフリーにしよう』などお金がかかる話を持ち出し、そのついでに『それでさ、今後のお金のことなんだけど……』と切り出せば、話がスムーズになりやすい。その後、例えば『水道ガスなど生活費用の通帳だけでも共同管理にしようか』などと提案するといいでしょう」(高室さん)
お金だけでなく、「終の棲家」の希望も確認したい。
「最期まで自宅にいたいか、老人ホームやサービスつき高齢者住宅に住みたいかを聞いておく。家族の迷惑を心配して『施設がいい』と言う親もいますが、本当にそう思うのか何度も確認することが大事です」(高室さん)
ここで注意すべきは、終末期医療に関する希望だ。
「最近は、『私は延命治療を拒否します』という文面をエンディングノートや尊厳死宣言公正証書として残す人が多いですが、実はあまり意味がありません。臨床の場では最終的に医師が家族に希望を尋ね、家族が『ぜひ生かしてください』と答えれば、胃ろうや人工心肺などの延命処置が行われます。家族の意向を無視して延命治療をしなければ、医師が訴えられるリスクがあるからです。だから当人が本当に延命を望まない場合は、『なぜ望まないか』まで踏み込んで話し合い、お互い納得して答えを出したうえでエンディングノートなどに記入することが必要です」(藤澤さん)
のちのち揉めないためにも、高室さんは「家族会議の録画」をすすめる。
「家族で話し合いをする時は、のちのちのことを考えて録画しておくべきです。後で意見が食い違った際、映像が客観的な証拠となります」
【5】病気:介護生活まで視野に入れて病気を治療する
高齢になるとさまざまな病気のリスクが増す。
「認知症になる前に、介護生活を視野に入れて病気を治療しておくべきです」と指摘するのは藤澤さん。
なかでも放置してはいけないのは、生活習慣病だという。
「糖尿病や高血圧など生活習慣病が悪化すると脳梗塞や心筋梗塞のリスクが増すのはもちろんですが、制限食を作らなければならなくなる。一般家庭で制限食を作るのは簡単ではありません。配食サービスを頼むことにすれば、1食約600円×3食で月5万~6万円ほど介護費用の負担になります」(藤澤さん)
生活習慣病と並んで、今すぐ治療に通うべきは歯だ。
「虫歯や歯周病の治療をしないまま認知症になった場合、就寝中に口内で増殖した菌ごと唾液を誤嚥してしまう“不顕性肺炎”を起こすリスクが増します。また歯がなくなってかめなくなるほど、認知障害が急激に進む恐れがある」(藤澤さん)
【6】ボランティアで認知症の知識を身につける
昨年、オールアバウトが行った「親の介護に関するアンケート調査」では、「事前に準備をしておけばよかったと思うこと」として、「介護にかかわる心構えや覚悟」がトップだった。
また「介護でつらかったこと」を尋ねると、「精神的な負担」がトップになり、「肉体的な負担」を上回った。認知症の事前準備で最も大切なこととして、専門家が口をそろえるのは「家族間のコミュニケーション」である。
「毎日LINEを送るとか、3分でいいから電話で話をするとか、家族のコミュニケーションを習慣にすることが重要です。信頼関係があれば親が反発することもなく、認知症に向けたさまざまな事前準備がスムーズにできます。また食べ物の好みや好きな音楽、気分の落ち着く場所など、認知症になった後に本人が気持ちよく生きていけるための情報を聞き出しておくことも大切です」(高室さん)
専門医として多くの認知症患者やその家族と接した杉山さんは、「まずは認知症を知ることが肝要」と指摘する。
「子供が認知症を知ろうとしないままでは、親が認知症になってもなかなか受け入れられません。すると発症前と比べてしまい、『どうして今はできないの!』と憤り、本人にとっても家族にとっても不幸しかありません」
認知症を深く知るには、患者や家族、介護や医療の専門職などが集う「認知症カフェ」や、地域の介護を担う「地域包括支援センター」を訪問するといいだろう。
「認知症をよく知る人たちが集まる場所を積極的に訪ねると、病気について学べます。時間に余裕がある人は、そこでボランティアをしてはどうでしょうか」(高室さん)
一歩踏み出して、社会の中で認知症と向き合うことができれば花マルだ。
「近所に認知症のかたがいればお手伝いするなどして、認知症になった後も住みやすい社会づくりに参加できれば最高です。地域に認知症を受け入れる環境が整えば、家族や自分が認知症になった時にも安心できます」(杉山さん)
認知症をよく理解する9大法則
【第1法則】記憶障害
認知症の記憶障害には、【1】見聞きしたことを忘れる「記銘力低下」、【2】体験したこと自体を忘れる「全体記憶の障害」、【3】最近のことを忘れても昔のことを比較的覚えている「記憶の逆行性喪失」の3つがある。
【第2法則】症状の出現強度
認知症の症状は家族や介護者など、身近な人に対して、より強く症状が出る。
【第3法則】自己有利
不安からくる自己防衛本能で、自分にとって不利なことは認めようとしない。
【第4法則】まだら症状
症状は一定ではなく、正常な部分と、認知症として理解すべき部分が混在する。
【第5法則】感情残像
見聞きしたことや体験したことはすぐ忘れるが、感情は残像のように残る。そのため、周囲は共感や感謝を忘れずに接することが大切。
【第6法則】こだわり
ひとつのことにいつまでもこだわり続ける。説得や否定をすると、その傾向が強まる恐れが高い。
【第7法則】作用・反作用
こちらが強い対応をすると、同様に強い反応を相手も返してくる。
【第8法則】認知症症状の了解可能性
病気に対する知識を持っていれば、認知症患者の言動はだいたい理解できる。
【第9法則】衰弱の進行
認知症ではない人と比べ、認知症患者は時には2~3倍の速度で老化が進む。
※杉山孝博さん考案「認知症の9大法則」を基に要約
*
ごまたんさんの祖父が認知症を発症した時、ごまたんさんの母はなじみの店や友人の家を訪ね、≪今後祖父が来て話がループしてても気にしないで欲しい。余程おかしかったらうちに電話を…≫と説明をして回ったという。そのおかげで、ごまたんさんが祖父と3日連続で同じ映画を見た後、同じメニューを頼み、同じ話をしていても、喫茶店のマスターは「今日はお孫さんも一緒なんだね。うらやましいな」と、ごく普通の態度で接客してくれたそうだ。
認知症患者の生活を制限するような取り組みだけではなく、自分や身近な人が認知症になるかもしれない事実を許容していくことが、これからは欠かせないことである。
「満を持してボケる」ために、今日からできることは多い。
※女性セブン2019年6月13日号
●認知症の介護をラクにする言葉がけ|「運転をやめさせたい」「薬をのんでくれない」の対処法