ケアマネジャー(ケアマネ)とは?インスタで人気の社会福祉士がスライドでわかりやすく解説
社会福祉士のライトさんは、「介護保険サービス」の仕組みや使い方をInstagramで発信中。複雑な介護保険の制度をスライドを使ってわかりやすく紹介する内容は、在宅介護している人や介護現場で働くプロにも指示され、2万人を超えるフォローワーをもつ。介護ポストセブンでもその一部を公開。今すぐ役立つ介護の基礎知識を解説するシリーズ、今回は「ケアマネジャー(ケアマネ)」についてご紹介する。
Instagram「light_kaigo」https://www.instagram.com/light_kaigo/?hl=ja
人気インスタグラマーのライトさんが「ケアマネ」について解説!
介護がはじまると欠かせない存在となる「ケアマネ」について、9枚のスライドで解説。縦にスクロールしてお読みください。あわせてテキストによる解説も掲載しているので、復習としてお読みください。それではスタート!
はじめましてケアマネさん「ケアマネの基本を解説」
介護サービスを利用するには、介護サービス計画書(ケアプラン)の作成が必要となります。
そのケアプランを作成してくれるのがケアマネジャー(介護支援専門員)です。
そんなケアマネについてわかりやすく解説いたします。
ケアマネってどんな人?
要介護認定を受けた人が適切な介護サービスを利用するために、ケアプランを作成し、市町村や介護サービス事業者との連絡や調整を行い、利用者の介護サービス全体をマネジメントします。
「介護保険法に規定された専門職だよ」
ケアマネの役割
・ケアプランの作成
・要介護認定の申請代行
・介護保険の給付管理事務
・サービス事業所等との連絡調整
・サービスの再評価とサービス計画の練り直し などなど
「利用する人の希望や心身の状態にあったサービスが利用できるよう導いてくれるよ」
要介護1~5と認定された人
自宅で過ごす場合→居宅介護支援事業所のケアマネがケアプランを作成
施設過ごす場合→施設のケアマネがケアプランを作成
「居宅介護支援事業所とはケアマネの所属している事業所のことだよ」
要支援1~2と認定された人
地域包括支援センターの職員がケアプランを作成
「地域包括支援センターは居宅介護支援事業所のケアマネに業務を委託することもできるよ」
ケアプラン作成の流れ【1】アセスメント
利用者宅を訪問し心身の状況や生活環境などを把握し課題を分析
「ケアプランの作成に費用はかからないよ」
ケアプラン作成の流れ【2】話し合い
ケアマネジャーと利用者・家族・サービス提供事業者で利用者の自立支援に資するサービスの検討を行う
「特定のサービスや事業者に偏ることがないよう公正中立の立場で提案してくれるよ」
ケアプラン作成の流れ【3】ケアプラン作成
課題や話し合いをもとに、利用するサービスの種類や回数を決めサービス利用の手続きを行う
「ケアプラン作成されたらサービス事業所と契約してサービス利用がスタートだよ」
ライトさんからメッセージ!
ケアマネジャーとは、いつ、どこで、どんなサービスをどの事業所からどれくらいの時間受けられるか?調整をしてくれます。
ここで大切なことは、ただの連絡調整役ではないということです。利用する人の希望や心身の状態にあったサービスが利用できるようコーディネートしてくれます。
ケアマネさんってすごい! どんどん頼っていきましょー!!
次は11月27日(日)公開予定です。
教えてくれた人
ライトさん/社会福祉士
Instagramで「ライト@介護保険のスペシャリスト」として情報を発信中。「複雑でわかりにくく、3年ごとに改正される介護保険を誰にでもわかりやすく伝えたい」という熱い思いを胸に、2021年夏頃からInstagramを開始。現在、2万人を超えるフォロワーに指示される。モットーは「世界一わかりやすく解説」すること。昼間は地域包括支援センターの社会福祉士として働きながら、夜はInstagramを更新する日々。私生活では3人の子供を育てるパパの顔も。https://www.instagram.com/light_kaigo/?hl=ja