兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし【第93回 兄はいいお友達を持って幸せです】
ライターのツガエマナミコさんは、若年性認知症を患う兄と2人暮らし中。このところ、症状が進行してきた兄の要介護申請の手続きや病院への付き添いなどで落ち着かない日々だ。そんな中、兄を訪ねて懐かしい来客があったという。
「明るく、時にシュールに」、でも前向きに認知症を考えます。

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昭和のズッコケ3人組集合
ある雨の日の昼下がり、わたくしの携帯が鳴り、出ると兄の幼なじみのSさんでした。(第46回にランドセル姿で登場。→46回を読む)
「今、近くにいるんだけど、お兄さんいる?じつはTと一緒なんだけど“どうしてるかな”って話になって、もしよかったら会えるかなと思って……」(Tさんも同様に登場済み)
本当にありがたいお話です。兄が認知症だとわかっていながら会いに来てくださるなんて、兄は優しいお友達に恵まれたものです。
「もちろん、もちろん! 何にもありませんが、是非ぜひ!」と電話を切って