昔飼っていた犬を思い出す!?しっぽのついたクッション型セラピーロボット
お留守番ロボット『BOCCO』を開発したロボット開発会社・ユカイ工学が新たに、しっぽのついたクッション型セラピーロボット『Qoobo』を手がけた。
ペットが飼えない高齢者に人気
同社CMO(Chief Marketing Officer)のPR担当・冨永翼さんが語る。
「クッションの中に振動を感知するセンサーが入っていて、静かになでるとゆっくりしっぽが動いて、激しくなでると、ブンブンとしっぽを振り回す仕組になっています。ひとり暮らしや高齢者など、ペットを飼いたくても飼えないかたに、動きや手触りだけでも楽しんでいただけたらと思い、開発しました」
値段は“1匹”1万円。難しい設定やメンテナンスも不要なため、手軽に“隣のロボットライフ”を始められそう。発売時期は今秋を予定しており、すでに幅広い層から予約が殺到しているという。
「意外と男性からの予約も多い。新しいものが好きな人たちに加えて子供が独立したご夫婦や、実家に犬や猫を残してきたひとり暮らしのかたからの反響が大きいように思います。体験イベントではみなさん、Qooboを触りながら昔飼っていた犬や実家にいる猫のことを思い出して癒されていました。誰かがいなくなった隙間を、ロボットが埋めてくれるような時代になっているのだと思います」(冨永さん)
新しい一家の一員として、1匹いかがですか?
【データ】
Qoobo
※女性セブン2018年3月15日号
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