花粉対策に活用したい注目家電3選「外出前・帰宅直後などシーン別の使い方」を家電の達人がアドバイス
スギ花粉は2月頃から飛散し、今がピーク。ヒノキの花粉は4、5月にピークを迎え、ややがて5月からはイネ科、夏にはブタクサの花粉が飛散するなど、通年を通して花粉に悩まされる人も。免疫力が低下気味のシニア世代はとくに注意したい花粉対策。家電ライターの田中真紀子さんに便利な家電の選び方、活用方法をアドバイスいただいた。
教えてくれた人
田中真紀子さん / 家電ライター
家電ライター/家電を生活者目線で分析し、雑誌やウェブで紹介する家電のスペシャリスト。特に白物家電・美容家電に詳しい。自宅には最新家電を中心に200以上を所有し、年間300以上の記事執筆・監修に携わる。テレビ・ラジオにも多数出演。公式HP https://makiko-beautifullife.com/
花粉対策に便利な家電とは?
しっかり花粉対策をしているつもりでも、鼻がむずむず、くしゃみが止まらず、目もかゆい…。知らないうちに付着している花粉だが、「空気清浄機」以外にも花粉対策に便利なアイテムがあるという。花粉を吸い込まないことはもちろんだが、「家に持ち込まない」「寄せ付けない」ことがポイントになる。さらに、「外出前・帰宅直後・在宅中」と、シーン別の対策をするのがおすすめです」と、田中さん。
【外出前】「イオンブラシ」で髪をとかす
まず外出前に使っておくとよいのが、花粉を付きにくくする「ヘアブラシ」だという。
「外に出ると、髪の毛や洋服に花粉が付着し、それを家に持ち込んでしまう可能性があります。できるだけ花粉を付着させないように、出かける前の“予防”が大事です」(田中さん・以下同)
そこで着目したいのが、イオンを発生させるヘアケアアイテムだ。
「髪の毛に発生した静電気が花粉を寄せ付ける原因になるといわれているので、ヘアブラシを使うのもひとつの手。他には、イオンを放出するドライヤーやブラシを使うことで、髪の毛の静電気を抑えられ、花粉の付着防止に一役買います。ブラシなら外出先でも対策ができます」
選び方のポイント
イオンブラシを取り入れる場合は、まず持ち運びのしやすさをチェック。
「イオンブラシは、外出前にブラッシングして静電気を抑えるだけでなく、外出先でも使うとより効果が期待できます。できればバッグに入れられるコンパクトサイズが手軽でいいですね」
イオンブラシは、髪の絡まりが抑えられてつややかになり、髪同士が擦れ合うことによるダメージも抑えてくれるという。花粉シーズン以外でも重宝するだろう。
【帰宅直後】玄関で「衣類スチーマー」を使う
帰宅直後も、花粉を室内に持ち込まない対策が必要だ。
「衣類に付着した花粉は、玄関の外でいったん払ってから、できれば玄関で衣類スチーマーをかけましょう。高温スチームをかけることで花粉のアレル物質の働きを抑制する効果が期待できます。
洗える衣類は、そのまま洗濯機にかけてしまうのも手ですが、洗濯機の中には、洗わずに花粉を落としたり、イオンやスチームでアレル物質を抑制したりするものもあります」
選び方のポイント
シニア世代には、軽量サイズがおすすめだ。
「衣類スチーマーは、本来シワ伸ばしに使うもの。スチーム量が多いほど効率的にシワ伸ばしや花粉対策ができますが、スチーム量が多いタイプは本体が重くなる傾向にあります。重いと衣類全体にスチームをかけるのが負担になりますので、スチーム量と重さのバランスを考えましょう」
【在宅中】「電動モップ」や「スチームクリーナー」で花粉を一掃
部屋にたまった花粉や服などにくっついて持ち込まれてしまった花粉には、床の水拭きで一掃しておきたい。しかしシニア世代にとって腰をかがめてこまめに床掃除をするのは大変なので、便利な家電を活用したいところ。
「花粉の粒子は比較的大きいため、時間をかけて床に落ちるとされています。部屋に帰って少し時間を置いて水拭きをする際、『電動モップ』や『スチームクリーナー』が手軽で便利ですよ」
選び方のポイント
「電動モップやスチームクリーナーも水を使うほか、スチームクリーナーは熱いスチームが出ますので、スチーム付近にうっかり手を出すと火傷のリスクがあります。取り扱いに自信がない人はスチームを避け、電動モップの中でも軽量なものを選びましょう」
最後に、各ジャンルから1点ずつ、シニア世代のおすすめ製品を教えていただいた。
