健康
2016.08.08 07:00
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シニアに急増中の【脊柱管狭窄症】6割を改善する「蹴り出し体操」のやり方
大きな効果を生んでいるのが、清水氏が考案した「脱力蹴り出し体操」だ(イラスト参照)。腸腰筋とは腰椎と骨盤、左右の大腿骨を繋ぐ筋肉群の総称をいう。硬くなった腸腰筋がほぐれて柔軟になれば、骨盤の位置が正され、その骨盤を通る坐骨神経の圧迫も解消されるという。
脊柱管狭窄症の治療を施しても改善が見られない人は、脊柱管外のトラブルを疑ったほうがいい。その見分け方を清水氏が教える。
管内タイプか管外タイプか見極めるのが大切
「前屈姿勢になって痛みや痺れが和らげば管内タイプ。お尻や太腿の筋肉が硬く、シコリがあり、押すと痛みなどを感じる人は管外タイプの疑いがあります」
タイプを見極め、適切な治療を行なえば、完治も夢ではない。
※週刊ポスト2016年8月5日号