【ありがとう、平成】昭和天皇・香淳皇后が眠られる武蔵野陵をご参拝
お父上へ、万感のご報告
「両陛下ありがとうございます」の横断幕が掲げられ、数多くの日の丸の小旗が振られる中、武蔵野陵(東京・八王子、4月23日)を参拝された天皇皇后両陛下。
ご退位を直前に控え、皇居外で行われる最後の儀式「昭和天皇山陵に親謁の儀」に臨まれた。陛下はモーニング、美智子さまはグレーの参拝服で、順番に玉串を捧げられた。
昨年12月のお誕生日会見で「私は即位以来、日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務めを行い、今日までを過ごしてきました」と語られた陛下。偉大な父上である昭和天皇とは異なる方法で“象徴としての在り方”を模索し続けられた。
陛下はさまざまな思いを胸に父上に退位のご報告をされたことだろう。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2019年5月9・16日号