”ちょい足し”つゆレシピ15選|ソーメン二郎さんが長年追求した味を公開!
「食べているうちにつけ汁が薄まってきたら、冷蔵庫に眠る食材を足してみて。飽きずに食べられるうえ、思わず飲み干すおいしさに出合えますよ!」と教えてくれたのは、そうめん研究家のソーメン二郎さん。二郎さんが長年研究してきたというちょい足しつゆのレシピを見てみよう。
※分量は作りやすい量です。
※めんつゆは水で3倍に薄めたものを3/4カップ使います。
めんつゆにプラスで味変!
ソーメン二郎さんが小学校の時に試したというトマトジュースは是非トライしてみたい! 今年の夏イチオシも気になる。実験気分で挑戦してみよう!!
■そうめんの小麦の風味が最も感じられる
オリーブオイル(少量)+ハーブソルト(少量)
「繊細なそうめんの風味が味わえる。ハーブはバジルが特におすすめ。ちなみに、めんを味わう究極の食べ方はつゆなし。オリーブオイルと塩だけで食べてみて!」(ソーメン二郎さん・以下同)
■食欲を刺激するスパイシーな香り
カレーパウダー(少量)
「カレーパンがあるのだから…と試してみたら美味。カレー粉よりパウダーの方が粒子が細かく、麺になじみやすい」
■声が出るほど旨い! 今夏イチオシ
すだち(少量)+ ジャスミン茶(3/4カップ)
「そば湯のように、食後に飲みたくなるよう作れないかと考案。めんつゆは甘みが強いので、渋みのあるお茶との相性が抜群。中でもジャスミンは香りもよいので余韻に浸って」
■めんつゆの風味を引き上げる
昆布茶(1/4カップ)+ 梅肉(少量)
「昆布茶はだしとして使うこともあるので、つゆの風味も格上げしてくれる。梅肉でアクセントを」
■お酒を飲んだら挑戦! 新しい〆そうめん
お茶漬けの素(1袋)+ わさび(少量)
「まさにお茶漬け代わりに、お酒を飲んだ後にも楽しめる。味をしめるわさびのほか、鮭やたらこを足してもおいしい」
■トマトの風味がまろやかに
トマトジュース(1/4カップ)
「小学生の頃、めんつゆに飽きていろいろ試した中のお気に入り。トマトの旨みが引き立つ」
■豆乳よりクセがなく飲みやすい
牛乳(3/4カップ)
「豆乳で割るのもおすすめだが、“豆の風味が苦手”、“さっぱり味わいたい”という人に。具はトマトやツナが合う」
■ポイントは渋みのあるお茶
抹茶入り緑茶(3/4カップ)
「カテキンが多く渋みの強い緑茶が合う。『お~いお茶』(伊藤園)の抹茶入り緑茶が手軽」
■健康志向のアレンジつゆ
青汁(大さじ5)+ えごま油(少量)
「青汁の青くささが苦手なら、抹茶風味の青汁を使ったり、えごま油を足したりすると意外とマイルドに。油分には、めんとつゆのなじみをよくする役割も」
■すだちの香りでほどよい酸味
酢(小さじ1)+ すだち(少量)
「食欲のないときに。酢だけでは酸味が強いので、すだちを足すとマイルドに。食材は和風なものが合う」
■肉系の具を足すと旨い!
チョレギサラダドレッシング(大さじ1)+ 唐辛子(少量)
「韓国風になるので、肉を炒めて肉汁ごと混ぜるとコクも増して美味。もちろんレタスなど葉野菜にもピッタリ」
めんつゆ“なし”で作るオリジナルつゆ
りんご酢やドレッシング、食べるラー油などを使って、オリジナルのつゆでそうめんを楽しもう!
★子供にも大人気の爽やかつゆ
イタリアンドレッシング(1/2カップ)+レモン(少量)+ハーブソルト(少量)
「子供向けの食育講座で、そうめんをつけるつゆのアレンジとして提案して大人気に! 合わせる具はトマトや鶏肉が◎」
★スープとしても飲めるさっぱり感
鶏がらスープの素(小さじ3)+湯(1カップ)+しょうゆ(大さじ1)+りんご酢(小さじ1)
「鶏がらスープがベースなので、あっさり。りんご酢としょうゆを足すことで、まろやかさとコクが増し、クセになる味わいに」
★室町時代の食べ方を令和風にアレンジ
ごまドレッシング(3/4カップ)+酢(少量)+おろしにんにく(少量)+梅肉(少量)+からし(少量)
「貴族がみそや酢&からしで食べていたといわれる室町時代のそうめん。ごまだれ冷やし中華の原型かも?(自説) 麺になじむよう、ごまドレッシングでアレンジ」
★ごまだれに飽きたら中華風に味変を
ごまだれ(1/2カップ)+食べるラー油(小さじ2)
教えてくれた人
ソーメン二郎さん/そうめん研究家
三輪そうめん製麺所の家系に育ち、そうめんの魅力を発信。近著に『ラク旨! 無限そうめんレシピ』(扶桑社)。
撮影/菅井淳子
※女性セブン2021年7月1・8日
https://josei7.com/
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