83才DJおばあちゃん「タイやフレンチ…毎夜各国巡り」【喜寿でも元気でキレイな人の食習慣】
いつまでも元気に健康長寿を目指したいもの。年を重ねてもパワーに溢れ、輝き続ける女性の1人、80代DJ「SUMIROCK」こと岩室純子さんが辿り着いた健康食事法とは？
東京・高田馬場にある老舗餃子店『餃子荘ムロ』の女将である岩室さん。実は、6年前からはファンキーなDJおばあちゃんとしての顔も持つ。
餃子店は週6日営業で、16時～23時まで立ちっぱなし。平均月1～2回のDJライブは、その仕事のあと、深夜からスタートする。もちろん、ライブの間も立ちっぱなしだ。
「音楽を聴くと疲れが吹き飛ぶし、気分がアガるの！ もうひとつのストレス発散法は、仕事が終わった後の外食ね」
夜の外食がパワーの源 世界各地の料理巡りでバランスよく
餃子店では料理担当のため、自宅に帰ってまでは作りたくない、と岩室さん。一人暮らしは火の扱いも危ないし、外食したほうがかえって経済的という理由から、夜はもっぱら外食だ。
「おいしいものが大好き。タイ料理にベトナム料理、フレンチ、イタリアン、もちろん和食も。毎日各国巡っている感じね。昨日はあれを食べたから今日はこれ…って、ちゃんとバランスを取れていると思いますよ」
ただ、生野菜は少し苦手。
「野菜は体にいいって思っても、喉が拒否しちゃう。でも、体にとって大事だと思っているから、生以外で食べるようにしています。ありがたいことに、大病をしたことは今までに一度もないの。風邪はよくひくけど、すぐにうがいをするから、だいたい治っちゃうわ（笑い）」
元気のヒケツ
●餃子店での仕事を終えてから、自転車に乗ってお気に入りの店へ出かける。1日の終わり、くつろげる場所での食事が何よりのリラックス時間。
●どの店でも、魚、肉、野菜などをバランスよく2～3品選んで注文。
【プロフィール】
DJ・SUMIROCKさん（83才）
●1935年生まれ。本名は岩室純子。海外の友人の誘いで77才からDJスクールに通い、79才でDJデビュー。創業64年「餃子荘ムロ」の女将として、現在も腕をふるう。
撮影／菅井淳子
※女性セブン2018年5月24日号
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