上皇后美智子さまお引っ越し準備大詰め 思い出のお品を自ら整理なさる
一般に、高齢になってから住み慣れた自宅を引っ越すことは、さまざまなリスクを抱える。生活環境の変化は、肉体的にも精神的にも大きなストレスになる。80代も半ばを越えられ、ご体調不安を抱える上皇上皇后両陛下もまた例外ではない。
美智子さま 数々の思い出のお品に思いを馳せられて
「美智子さまにとって皇居は、平成の30年間のほとんどを過ごされた“思い出の場所”です。いま美智子さまは新居に運び込む荷物の整理をされていますが、時折、思い出の品に手が止まるお姿も見られるそうです。
特に最近は、長女の黒田清子さんとの思い出が詰まった品々の仕分けに、多くの時間を使われているようです。御所で10年以上ご一緒でしたから。ご家族で過ごされた時間に思いを馳せられていることでしょう」(宮内庁関係者)
上皇上皇后両陛下は、長い間お住まいだった皇居・吹上仙洞御所から、仮住まいとなる高輪皇族邸(東京・港区)へと引っ越される。作業は3月末までに終了するとされ、大詰めを迎えているという。
美智子さまが皇后として喜びも労苦も味わった特別な場所を離れられる、その日──
「皇居にある大切な品々の扱いを職員が勝手に決めるわけにはいきません。ですから、美智子さまが一つひとつご覧になって仕分けされる作業が続きました。
美智子さまは少しでも早く引っ越し作業を終えるため、限られた時間の中で集中して仕分け作業をされてきたそうです。引っ越しの負担や体調への影響を考慮して側近が“お休みになられては”と促すこともあるそうですが、“休むわけにはいかない”と作業を続けられるそうです」(前出・宮内庁関係者)
それほど御所には膨大な思い出の品々がある。
※女性セブン2020年3月26日・4月2日号
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