10月から《電気代値上げ!》今すぐ身につけておきたいシニア世代のための電気代節生活のコツ6選
10月使用分から電気料金の値上がりが見込まれている。だからといってエアコンの利用を控えたりするのではなく無理なく電気料金を節約したい。そこで、節約アドバイザーの矢野きくのさんに、今日から実践できる節約術を伺った。
この記事を執筆した専門家
節約・家事アドバイザー・矢野きくのさん
家事の効率化、家庭の省エネを中心にテレビ・講演・連載などで活動。NHK『ごごナマ』準レギュラー他テレビ出演多数。新聞での連載のほか自動車メーカー、家電メーカーなどの企業サイトでコラムの執筆経験も。近年は中高年層の家事アドバイスや家庭でできるSDGsについての講演、SNSでの情報発信でも活動している。著書『シンプルライフの節約リスト』、『「節電女子」の野菜レシピ!』など。https://yanokikuno.jp/
今すぐできる電気代節約術「無理なく無駄遣いを減らす」
2026年7月から9月使用分を対象とした国の電気料金支援が終了し、これに伴い10月使用分からの電気料金が値上がりすることで、家計をさらに圧迫する可能性が見えてきました。
本格的な寒い冬が来る前に、電気を無駄遣いしない生活スタイルをしっかりと身につけておく必要があります。ここで意識していただきたいのは、エアコンの設定温度を極端に下げたりなどの我慢を重ねたりするような「無理な暮らし」ではなく、エネルギーの「無駄な使いかたをしない賢い生活」です。
以下に、今日から実践できる電気代の無駄遣いを防ぐ具体的なポイントと、それぞれの期待できる効果をご紹介します。
電気代の無駄遣いを防ぐ6つのポイント
1)エアコンのフィルターをこまめに清掃する
フィルターがホコリで目詰まりしていると空気の吸い込みが悪くなり、エアコンの効率が下がって余計な電力を消費します。暖房時期でも2週間に1回を目安にフィルターを掃除することで、消費電力を抑えることができます。
2)エアコンの適切な温度管理とサーキュレーターの活用
無理に我慢をするのではなく、冬は暖房の設定温度を1度下げるだけで、手軽に消費電力を削減できます。さらにサーキュレーターを併用して室内の空気を循環させると、効率よく快適な室温を保てます。
毎日、暖房の設定温度を1℃下げるだけで(21℃→20℃など):ひと冬で約1,430円の節約になります。
●経済産業省 資源エネルギー庁ホームページhttps://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/lp/?utm_source=gemini
【参考】ひと冬の電気代:約9,900円、消費電力量:約367kWh(原油換算:約92L)
3)冷蔵庫の開閉回数と時間を減らす
冷蔵庫のドアを何度も開けたり、長く開け放したりすると、庫内の冷気が逃げて温度を戻すために多くの電力を消費します。あらかじめ何を取り出すか決めてから開ける習慣をつけましょう。
4)冷蔵庫の詰め込みすぎを防ぐ
冷蔵庫の中に食材を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、冷やすために余計な電気を使います。食材はすっきりと収納することで効率よく冷やすことができます。
高齢の親御さんの食事を作り置きしているご家庭の場合はとくに、庫内の食品の持ちも気になるところです。介護などで食事を準備する機会が多いご家庭では、食品を無駄にしない工夫も大切です。
逆に冷凍室はぎゅうぎゅうに詰まっているほうが、食材同士が保冷効果を高めてくれます。なるべくぎっしり詰め込んでおきたいもの。すき間があいてしまう場合は、保冷剤を入れたり、冷凍用のペットボトルに水を入れてすきまを埋めたりしておくこともおすすめです。
5)炊飯器の長時間保温をやめる
炊飯器のごはんの保温は「4時間」が目安とされており、それ以上保温を続けると電子レンジで温め直すよりも多くの電力を消費してしまいます。残ったご飯は早めに冷凍保存し、食べる分だけ電子レンジで温め直す方が電気代の節約につながります。
保温を控えめにして電子レンジを活用するなどで、年間で約1,211円の節約につながります。
●大阪ガスホームページ
https://greenalliancejp.com/learn/lifestyle/save-electricity-bill/?utm_source=gemini#ch4-3
6)LED照明への切り替えを進める
家の中の白熱電球や蛍光灯をLED照明に替えることで、消費電力を大幅に抑えられるだけでなく、寿命も長いため頻繁な交換の手間も減らすことができます。
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エネルギー価格の高騰が家計に直撃するこれからの季節、日々のちょっとした心がけや小さな工夫の積み重ねが、大きな節約へとつながります。無理なくできることから一つずつ取り入れて、賢く快適な省エネライフを始めてみませんか。
