梅雨時のお助けアイテム「小物用の乾燥機」が話題 外干しできないマスクやメイク道具も速乾
ジメジメとした梅雨の季節、洗濯物が乾かない。そんな悩みに新たな商品が話題を集めている。下着や靴下、布マスク、メイク道具まで、すぐに使いたい小物が早く乾かせるという。画期的な小物類専用乾燥機の開発秘話とその使い方を紹介する。
小物を熱風で乾かし生乾き臭の発生も9割カット
調理・生活家電、オーディオ、アウトドア用品など多岐にわたる製品を企画・販売するメーカー「ライソン」。消費者にわかりやすいメリットのある、かゆいところに手が届くユニークな商品を多く生み出している。
「生活をより快適にし、長く使い続けていただける品を追求しています」(同社商品部・広報担当の三上紅美子さん)
同社が昨年末に発売したのが、ピンチハンガー付きの小物類専用乾燥機『ドライピンチハンガー』だ。下着・靴下・布マスクなど、すぐに使いたい小物を約55℃の熱風で乾かし、UVライトで生乾き臭の発生を約95%カット(※1食環境衛生研究所の試験結果による)する。
「小物をピンチハンガーで挟み、カバーのファスナーを閉じてボタンを押すだけの簡単操作。靴下なら約1時間35分、布マスクは約35分、子供用の靴であれば約3時間でスピード乾燥(※2)します」(三上さん・以下同)
【※2:室温25℃、湿度35%の場合。(マスク・靴下は脱水後、靴はよく水を切った後に乾燥)】
ショートモード(約2時間10分)の場合、乾燥までの電気代はわずか約9.9円(※3)。
吊るしても邪魔にならないコンパクトサイズで、長押、テーブル脇、椅子の背もたれなどフックがかかる場所であればどこでも使える。
【※3電気料金単価(全国平均・大手電力10社の平均)26.1円/kWhで算出した場合】
外干しできない洗濯物を乾かすのに重宝
そして約600gと軽量で小さく畳めるため、旅行や出張先でも活躍する。また、布カバーで目隠しされるため、テレワーク時のリモート会議等で映り込んでしまっても安心だ。下着類を外に干したくない女性にも好評だという。
さらに、メイク道具の乾燥にも力を発揮する。
「メイクブラシなどはピンチハンガーで挟めません。マメに洗うものですが、乾かす場所に悩む女性が多いのも事実。そこで、タオルや手ぬぐいをハンモックのように渡して、メイク道具を載せれば衛生的に乾かせます」
購入者からは「生乾き臭が気になる時季に重宝する」「自然乾燥よりもふんわり仕上がる」「乾きにくい時季のサポートはもちろん、台拭きなど頻繁に洗濯するものの回転をよくする手助けになる」「外に干したくない小物類、子供のシューズなどの乾燥に便利」といった声が寄せられている。
今年も外干ししづらい季節がやってきたが──
「ジメジメした不快な時季は洗濯物をためてしまいがち。ぜひ便利家電を活用して、こまめに洗って清潔に過ごしていただけたらと思います」
ドライ“ピンチ”ハンガーは「すぐに乾かさなきゃ」「予備がない」、そんなピンチのときにも頼りになる逸品だ。
【データ】
『ドライピンチハンガー』/8250円(参考価格)。約幅48×奥行き16×高さ63㎝(フック含む)。ショートモード(約2時間10分)とロングモード(約4時間20分)の2モードで乾燥時間を設定できる。
取材・文/藤岡加奈子
※女性セブン2022年6月30日号
https://josei7.com/
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