60代からのバランスごはん<昼食編>松田美智子さん流「まごたちわやさしい」献立
松田美智子さん流「美しく老いる」メニュー、できました!
ま(豆)・ご(ごま)・た(卵)・ち(チーズなど乳製品)・わ(わかめなど海藻)・や(野菜・果物)・さ(魚&肉)・し(しいたけなどきのこ類)・い(いも類)。健康的な食生活の基礎となる、伝統的な和食材の頭文字の語呂合わせ「まごわやさしい」に肉、チーズ、卵の動物性たんぱく質をプラス。
昼食は思いっきり食べましょう!
「60代以降は“脳”の健康がとっても大事。そこで、和食のよさを生かしながら、脳の活性化に欠かせない良質たんぱくを中心にした献立を考えました。朝食で脳と内臓をスッキリ覚醒、昼食は思いっきり食べて、夕食は炭水化物を控えめに。今日の食事は明日の元気の源です。手をかけた分、気持ちのいい明日がやってきますよ」(松田さん)
活動量の多い昼は肉系たんぱく質でスタミナ補充を。
具だくさんのぶっかけそうめん
【1人分】
【1】ぶっかけだれを作る。しょうゆ大さじ3、すり下ろしたにんにく小さじ1/4、果肉を叩いた大粒の梅干し1個分、ごま油大さじ1をボウルに合わせて混ぜ、30分ほど置く。
【2】しゃぶしゃぶ用豚ロース150gは、1枚ずつ広げて片栗粉適量を茶こし等でこしながら両面にふる。水4カップと酒1/4カップを鍋に煮立て、しゃぶしゃぶの要領で豚肉に火を通して氷水に取り、水けを切る。
【3】きゅうり1/2本は3㎝長さの細切りにする。水にさらし、水けを絞る。ねぎ1/2本は白い部分を半分に切って芯を除き、斜め薄切りにして水にさらし、水けを絞る。
【4】そうめん1束は硬めにゆで、流水でよく洗って水けを切る。器にそうめんを盛り、と、戻してひと口大に切ったわかめ1/4カップを見栄えよく盛り付け、のたれをかける。白ごま適量を散らす。
浅漬け風サラダ
【作りやすい量】
【1】キャベツ2枚は芯を切り外してひと口大に切り、芯も繊維に沿って薄切りにする。にんじん3㎝分は皮をむいてせん切りに、きゅうり1/2本は縦半分に切って斜めに薄切りにする。新しょうが1片は包丁の背で皮をこそげとり、繊維に沿って薄切りにする。
【2】ファスナー付き保存袋などに①を入れ、塩小さじ1/2、米酢大さじ1を入れて軽くもみ込み、30分から1時間冷蔵庫に置く。途中、上下を返し、軽くもんで味をなじませる。