料理家・渡辺有子さんお気に入りの調理道具|料理時間を心地よくするキッチンアイテムをご紹介
心地よく料理をするには、道具にこだわることも大切。料理家の渡辺有子さんが愛用するキッチンアイテムを紹介してもらいました。食にまつわるアイテムを揃えたショップ『FOOD FOR THOUGHT』も人気の渡辺さん。毎日のご飯作りに欠かせない、暮らしになじんだ道具たちを紹介します。
大中小と揃えたい“盆ざる”
「盆ざるはゆでた青菜をあげたり、裏返して錦糸卵をのせて冷ましたり、梅干しを干したり、1枚あると何かと便利。いろいろな大きさを揃えておくといいですよ」(渡辺さん・以下同)
保存にも便利な“角バット”
料理研究家の有元葉子さんが監修する『la base』シリーズのステンレスの角バットは下ごしらえに最適。「浅い角プレートはふたにもなるので、保存にも便利です」。
【Amazonでla baseのステンレス角バットを購入する】
15年以上愛用する“曲げわっぱ”
東北を旅したときに見つけた自分用の曲げわっぱのお弁当箱。
「適度に水分が抜けるので、おかずがべちゃっとなりません。15年以上愛用していますが、丈夫で長持ち」。
【Amazonで秋田杉 曲げわっぱ 小判 弁当箱を購入する】
手先のように使える“トング”
「東京の合羽橋にある『釜浅商店』で見つけた焼肉用トングはまるで大きなピンセットのよう。お肉を返すときなど、手の延長のような感覚で使えて、もう手放せません」
使い勝手抜群の“小鍋”
フランスの『クリステル』のステンレス鍋は14cmの小さいサイズを。
「少量ゆでたり、煮詰めたりするときに大活躍。ご飯は1合炊けて、おみそ汁も2~3人分作れます」。
凛とした漆の“お重”は一生もの
「お弁当やおせち料理、和菓子を詰めたり、普段使いできるお重を探していて、石川県・能登半島の輪島塗り作家・瀬戸國勝さんにオーダーメイドで作ってもらった宝物です」
京の老舗の繊細な“盛り箸”
京都にある『御箸司 市原平兵衛商店』の盛り箸は、先端の細さに職人の技術が光る。「先がとにかく細いのでとても使いやすく、繊細な盛り付けをするときに重宝しています」。
木の風合いが美しい“パン切り包丁”
刃物作りで有名なドイツの『ロベルトヘアダー』のパン切り包丁は手にしっくりなじむ。「テーブルにも合わせやすい木の持ち手が素敵。パン用の包丁が1本あるといいですね」。
【Amazonで『ロベルトヘアダー』のパン切り包丁を購入する】
教えてくれた人
料理家 渡辺有子さん
旬の素材を生かしたシンプルな料理に定評があり、センスのいいライフスタイルも人気。アトリエ『FOOD FOR THOUGHT』で料理教室やイベントを開催。食にまつわるアイテムを扱う同名のショップが東京・代々木上原、西荻窪に加え、千駄ヶ谷にオープン予定。4月に『&Premium』(マガジンハウス)での連載「渡辺有子の料理教室ノート」が書籍化予定。
撮影/宮濱祐美子
※女性セブン2021年4月22日号
https://josei7.com/
●鍋料理を楽しくラクにする!料理の達人愛用の技ありアイテム6選|100均グッズも!