“○○だけ”予防ワザ10|掃除のプロ、人気インスタグラマーの究極の技
「汚れてから」より全然簡単で時短になると、お掃除のプロがこぞって実践している“予防掃除”。たった10の予防ワザできれいをキープできる究極のテクニックと、人気インスタグラマーが教える意外なアイテムを使ったきれい術を伝授しちゃいます!
テクニックいらずの“だけ”ワザは掃除嫌いの人にもピッタリ
「ラクにきれいをキープするには、付いた汚れをその都度落とすか、汚さないように予防するしかありません。掃除に時間をかけられない人は、予防がおすすめです」と言う清掃マイスター認定講師の清水雅美さん(「」内、以下同)の予防ワザはとってもシンプル!
「置くだけ、塗るだけといった手軽な方法で、充分予防できます。寒い時期は汚れも落ちにくいので、汚れてしまったら掃除が面倒な場所ほど、予防掃除を心がけましょう」
お掃除のプロである清水さんが“○○だけ”予防ワザ10を伝授します。
かぶせるだけ
【1】洗面所まわりにビニールシート
掃除しにくい洗濯機と壁の間などの狭いスペースは、濡れてもよいビニールシートなどをかぶせておく。
「汚れたら取り出してホコリを除きます」。
【2】便器のまわりにマスキングテープ
「汚れが溜まりやすい便器と床のつなぎ目には、太めのマスキングテープを貼り、汚れたら交換」
テープに適宜切り込みを入れ、切れ目がある方を床に貼る。
かけるだけ
【3】シンクを使う前に水をかける
「シンクは使う前に水で濡らしておくと、水の膜ができるのでシンクに汚れが付きにくくなりますよ」
【4】排水口に重曹とクエン酸をかける
1~2週間に一度、排水口に重曹100gをふりかけ、クエン酸50gを溶かしたぬるま湯をかける。
「発泡してきれいになると同時に、汚れを防止する効果もあります」。
塗るだけ
【5】ゴムパッキンにはロウを塗る
カビやすいお風呂のゴムパッキンやタイルの目地には、ロウを塗っておく。
「汚れが付きにくくなり、カビ菌が入り込むのを防ぐ効果も」。
【6】窓の外側は車のコーティング剤でガード
窓の汚れを落とした後、窓ガラスの外側に自動車の窓用コーティング剤を塗る。
「雨を弾いて水垢やホコリを付きにくくします。撥水効果が薄れてきたら塗り直しましょう」。
【7】鏡の汚れはリンスでカバー
鏡の汚れを落とした後、水1Lにリンスやトリートメントを3滴ほど加えて薄め、雑巾にスプレーして拭く。
「シリコンが膜となって汚れを付きにくくします」。
置くだけ
【8】丸めたアルミホイルで排水口のヌメリ防止
キッチンの排水口のヌメリ予防には、丸めたアルミホイルを置いておく。
「アルミニウムが水と反応して金属イオンが発生。ヌメリを防ぐ効果が」。
【9】冷蔵庫のカビ対策にはわさびを活用
わさびを容器に入れ、ラップをして数か所穴を開けたものを冷蔵庫に入れておく。
「わさびのアリルイソチオシアネートという抗菌成分が、カビの増殖を抑えてくれます。食品なので、冷蔵庫に入れても安心」。
【10】家具と壁の隙間は丸めた紙でホコリよけ
家具と壁などの隙間には、紙を丸めて置いておき、ホコリが溜まったらそっと取り出す。
「カレンダーなど不要の紙なら、そのまま捨てればOK」。