猫が母になつきません　第366話「びんづめ」

nurarinさんのお宅の梅の木で思い出した事があります。 ４０年近く前に家の前の畑を売りました。当時私は子供で、祖母が管理していた畑が売れた事をがっかりしたのを覚えています。その畑に一本だけ杏の木が植えられていて、土地を買った方が家を建てるのに杏の木を残して欲しいと言いました。杏の木は動かされる事も伐採される事も無く、その新しいお宅の中庭に入ってしまったので、外からは見る事はもう出来ませんが、今も花が見事に咲くらしく、今年初めて切花としてもらいました。杏の木を切らずに残してくれた事に感謝しました。 nurarinさんのお宅の大きい梅の木が残るか分かりませんが、そうなったらいいですね…。