「ケアマネを変更したい!」3つの対応方法やデメリットを社会福祉士・ライトさんが解説
在宅で担当してくれているケアマネさんは、申し出があれば変更ができます。
この人と合わないな〜と思いながらダラダラとお願いするならキッパリと交代しちゃいましょう!
変更方法1 管理者へ相談
担当ケアマネの所属している事業所の管理者へ相談します。
なかなか相談しにくかったり担当が管理者だったりで気まずいときは、変更方法2~3をお試しください。
「直接言うのはちょっと気が引けるよね」
変更方法2 行政に相談
行政によって名称が変わりますが、介護保険課や介護福祉課に相談しましょう。
ケアマネの契約時に役所の相談窓口の説明をされているはずなので、契約書を引っ張り出して確認してみましょう。
「第三者に入ってもらうとハードルが下がるね」
変更方法3 地域包括支援センターへ相談
お住まいの地域を担当している地域包括支援センターへ相談しましょう。
地域包括支援センターは、ケアマネのネットワークもあるのでそのまま新しい方をしょうかいしてもらうのが◎
「包括はケアマネの情報をたっぷり持っているよ」
ケアマネ変更のデメリット
□新たに契約をする必要がある
□改めて状況を伝えなければならない
□新しいケアマネが合うとは限らない
「いろいろと面倒だね」
サービスの継続を伝える
今利用しているサービスが途切れてしまうと生活に影響してしまうので、利用しているサービスが継続できるように新しい担当者へ伝えましょう。
「サービスが途中で止まってしまうと困るからね」
変更理由は冷静に伝える
感情的になっては伝わるものも伝わりません。
新しいケアマネも「ケアマネ変更」と聞くと勘ぐってしまいます。
地域包括支援センターに間に入ってもらい代弁してもらうのもひとつの手です。
「感情的になっては伝わるものも伝わらないよね」
ケアマネを変更する方法【まとめ】
□管理者へ相談
□ 役所へ相談
□ 包括へ相談
ケアマネの変更「いざというときのために覚えておこう」
在宅で担当してくれているケアマネさんですが、申し出があれば変更ができるんです。
ケアマネさんとは長い付き合いになるので相性はとても大切です。
変更はできますが、デメリットをしっかりと理解した上で検討していきましょう。
ケアマネ変更のデメリット
■新たに契約をする必要がある
また、たくさん書類にサインをしなくてはいけません。「大変だ~」
■改めて状況を伝えなければならない
前任者からある程度の引継ぎはあるものの、「はじめまして」からのスタートは大変です。
■新しいケアマネが合うとは限らない
「こんな人がいいな~」と予め伝えておくことである程度解決できるかな?
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ケアマネ変更はできますが、デメリットをしっかりと理解した上で検討していきましょう。
ちなみに、ぼくは地域包括支援センターで働いているのですが、年に数回「ケアマネを交代して~」とご家族から相談がきます。
みなさんいろいろな事情を抱えているようです…。
次は12月25日(日)公開予定です。
教えてくれた人
ライトさん/社会福祉士
Instagramで「ライト@介護保険のスペシャリスト」として情報を発信中。「複雑でわかりにくく、3年ごとに改正される介護保険を誰にでもわかりやすく伝えたい」という熱い思いを胸に、2021年夏頃からInstagramを開始。現在、2万人を超えるフォロワーに指示される。モットーは「世界一わかりやすく解説」すること。昼間は地域包括支援センターの社会福祉士として働きながら、夜はInstagramを更新する日々。私生活では3人の子供を育てるパパの顔も。https://www.instagram.com/light_kaigo/?hl=ja