卵料理におすすめの100円グッズ活用法「ダイソーで人気の味付けたまごメーカー」ほか4選
シニアの栄養素に欠かせない“たんぱく質”を手軽に補える「卵料理」。100円ショップでは、さまざまな「卵」にまつわるグッズがあり、人気だという。実際に活用している家事・節約アドバイザーの矢野きくのさんに、おすすめのグッズと使い方を教えてもらった。
「卵料理」に役立つ100円グッズ
シニアになって積極的に摂りたい栄養素の1つに「たんぱく質」が挙げられます。たんぱく質は体の生成には欠かせない栄養素です。
しかし、「たんぱく質を毎日摂取しましょう!」と言われてもなかなかバランスの良い食事を用意するのも大変。そこで、たんぱく質を手軽に摂れる食材の中でおすすめしたいのが「卵」です。
卵1個Mサイズ(約50g)の中に6.2gものたんぱく質が含まれています。それ以外にもビタミンやミネラルがバランスよく含まれている「卵」は、完全栄養食とも言われています。
今回はそんな卵を簡単に調理できる、おすすめの100円グッズをご紹介します。
1.ゆで卵の殻がつるんとむける
せっかくゆで卵を作っても殻をむくときに白身まではがれてしまうとがっかりな仕上がりになってしまいますよね。
そこでおすすめなのが、卵の殻に穴を開けるグッズ。台の上に卵を乗せて上から軽く押すと、下から針が出てきて卵に小さな穴が開く仕組みです。
商品説明には大きなお尻のほうに穴を開けるとなっていますが、筆者は上下に穴を開けたほうが失敗がないと感じています。
小さな穴が開くことによって殻がツルンと簡単にむけるようになるのです。多少の形は違っても、どの100円ショップにも同用途のものが売っています。
2.味付け卵が手早くできる
味付け卵を作るグッズは、100円ショップ大手のダイソーの人気商品です。SNSでも話題になり、一時期は入手困難な時期もあったほど。卵の形にフィットするケースに入れておくことでわずかな時間で中までしっかり味が染みた味付け卵ができあがります。
使い方も簡単。ゆで卵と、だしじょうゆや麺つゆなどを入れて蓋をし、2~3時間待つときれいな味付け卵が完成。チャック付きの保存袋などでも同様のことはできますが、このグッズを使うと無駄な空間がないため、少量のだしじょうゆや麺つゆで作ることができるのです。
3.親子丼を電子レンジで手軽に!
手間がかかりそうな親子丼が電子レンジで簡単に作ることができるグッズも便利です。だいたいどの100円ショップでも同じ用途のものが売っています。
親子丼の作り方で手軽なのが、「焼き鳥缶」を使うこと。最近では食料品を扱っている100円ショップも増えてきていますが、たいてい焼き鳥缶も並んでいます。焼き鳥と、溶き卵、だしじょうゆか麺つゆを入れ、電子レンジで加熱するだけ。あっという間に親子丼の完成です。
4.温泉卵が電子レンジでできる
白身も黄身もとろっとした半熟がおいしい温泉卵。これも電子レンジで作ることができるのです。割った卵を容器に入れ、卵がかぶるくらいの水を入れ、黄身の部分に楊枝で穴をそっと開けておきます。
容器ごと電子レンジに入れ、600wで約1分(卵の大きさによって時間は調整してください)で完成です。
温泉卵はそのまま食べてもおいしいですし、筆者はそばに納豆と卵を載せていただくのが好み。つるりと食べられるので、シニア世代のお昼ご飯にもおすすめですよ。
今回ご紹介したように100円の便利グッズを使うと、さまざまな卵料理を簡単に作ることができます。たんぱく質摂取のためにも手軽な卵料理に、ぜひ活用してみてくださいね。
執筆
家事・節約アドバイザー・矢野きくのさん
家事の効率化、家庭の省エネを中心にテレビ・講演・連載などで活動。NHK『ごごナマ』準レギュラー他テレビ出演多数。新聞での連載のほか自動車メーカー、家電メーカーなどの企業サイトでコラムの執筆経験も。近年は中高年層の家事アドバイスや家庭でできるSDGsについての講演、SNSでの情報発信でも活動している。著書『シンプルライフの節約リスト』、『「節電女子」の野菜レシピ!』など。https://yanokikuno.jp/