尼崎市で介護士などの職業体験イベントを9月に開催
兵庫県尼崎市の社会福祉法人あかねは9月4日、子どもたちが本格に職業を体験できるイベント「キッザケア~子供たちが介護の未来を救う~」を開催する。今回で3回目となる。尼崎市市制100周年記念事業の一つ。
第1回、第2回とも好評だったため、今回は募集定員を大幅に増やし、2部制で各回定員50人、計100人の参加者を募集する。今回は新たに「保育士」の職業体験も追加。介護士、看護師、管理栄養士とあわせて4つの職種から3職種を選び、体験することができる。
「ホンモノの体験を子供たちに!」ということで、本物の介護施設で制服(子ども用)を着用し、ふだん施設を利用している人々とのふれあいも可能となっている。体験後は給料(専用通貨”キュア”)をもらって買い物体験も用意されている。
今後、団塊の世代が後期高齢者となる2025年には、介護人材が約38万人不足するといわれている。核家族化で高齢者と接する機会が少ない子どもたちは、「介護」に触れる機会が少ない点も心配されている。「キッザケア」で介護施設での仕事体験を通じ、高齢者や介護の仕事に興味を持つ子どもが増えることが期待されている。
【データ】
「キッザケア~子供たちが介護の未来を救う~」
日時:2016年9月4日(日)1部9:30~13:00、2部13:30~17:00
場所:介護医療サービスリゾートアマルネス・ガーデン(兵庫県尼崎市西長洲町2-35-1)
対象学年:小学校1年生~4年生
参加費:無料
電話:0120-605-545
公式サイト http://e-akane.com/kidzacare/