【ガス代の負担増にどう備える】寒い季節を前に身につけたいシニア世代の節約術5選
これから気温が下がるにつれ、お風呂や料理などでガスを使う機会が増えていきる。一方で、政府の補助終了に加え、ガス料金の値上げを予定している会社もあり、家計への影響が気になるところ。そこで今回は、ガス代を無理なく節約する方法について、節約アドバイザーの矢野きくのさんに教えてもらった。
この記事を執筆した専門家
節約・家事アドバイザー・矢野きくのさん
家事の効率化、家庭の省エネを中心にテレビ・講演・連載などで活動。NHK『ごごナマ』準レギュラー他テレビ出演多数。新聞での連載のほか自動車メーカー、家電メーカーなどの企業サイトでコラムの執筆経験も。近年は中高年層の家事アドバイスや家庭でできるSDGsについての講演、SNSでの情報発信でも活動している。著書『シンプルライフの節約リスト』、『「節電女子」の野菜レシピ!』など。https://yanokikuno.jp/
政府の補助終了で、ガス代の負担が増える?
9月使用分を区切りとして、政府の電気・ガス補助が終了となりました。さらに追い打ちをかけるように、10月からはガス料金の値上げを発表しているガス会社もあり、例えば東京ガスは実に46年ぶりに基本料金の値上げを発表しています。このような状況の中、家計のやりくりに頭を悩ませるご家庭も多いのではないでしょうか。
これから気温が下がり、お風呂や料理でガスの消費量が増えるシーズンに突入します。今回は、少しの意識と工夫でできる「ガス代の無駄遣いを防ぐ5つのポイント」をご紹介しますので、賢く対策して寒さに備えましょう。
ガス代の無駄遣いを防ぐ5つのポイント
1. お湯の設定温度を適切にする
給湯器の設定温度が高すぎると、水で薄めて使う際に無駄なガスを消費します。お風呂や食器洗いで熱すぎない適温に設定しましょう。毎日、設定温度を1℃下げるだけで、ひと冬(ガス・電気代)で約1,320円の節約に。
【参考】ひと冬のガス・電気代:約19,390円、消費ガス量:約114m3、消費電力量:約33kWh(原油換算:約141L(ガス、電力の場合)
●経済産業省 資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/lp/
2. お風呂の追い焚きを減らす
お湯が冷めないうちに家族が続けて入浴したり、お風呂のフタをこまめに閉めて保温したりすることで、追い焚きにかかるガス代を大きく節約できます。入浴後すぐフタを閉めるなどして保温に努めることで、年間で約1,080円の節約に。
●経済産業省 資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/bathtoilet/index.html
3. シャワーの出しっぱなしをやめる
髪や体を洗っている間、シャワーを出しっぱなしにすると1分間に12リットルという大量の水とそれに伴いガスも無駄になります。止水スイッチつきのシャワーヘッドでこまめに止める習慣をつけたり、節水効果のあるシャワーヘッドを導入したりするのもおすすめです。
4. 鍋の底の水滴を拭き取ってから火にかける
鍋の底に水滴がついたまま火にかけると、水分が蒸発するのに熱が使われてしまいエネルギーのロスになります。調理前にサッと拭き取ってから加熱しましょう。
5. 料理の時は鍋の大きさに合わせた火加減にする
ガスコンロを使う際、炎が鍋底からはみ出していると、熱が逃げてしまいガスの無駄遣いになります。鍋底の大きさに合わせて火加減を適切に調節しましょう。
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ガス料金の値上がりや補助の終了は避けられませんが、日々のちょっとした心がけで無駄なガスを減らすことは十分に可能です。 お財布に優しいだけでなく、省エネは地球環境にもつながる一石二鳥の対策です。寒さが増すこれからの季節に向けて、ぜひ実践してみてください。
