YouTube登録者数138万人超!セルフ美容整体でほうれい線消えた実例ビフォー・アフター写真公開
加齢とともに気になる顔まわりの変化。なかでも、いつの間にか存在感を増しているブルドッグのようなほうれい線があるかないかで、老け顔の印象は格段の差といえよう。でも、「一度刻まれたら元に戻らないし」とあきらめたら試合終了! 消す方法があるんです!
教えてくれた人
美容整体師・井上剛志さん/美容整体アピアランスビューティー代表。4店舗の美容整体サロンの経営と並行して、2016年からYouTubeでセルフ美容整体を発信し、登録者数はなんと138万人超え!
美容整体師・井上剛志さんが教える「ほうれい線」の改善方法
「ほうれい線は意外に早くからできるので、20~30代でも気になり出す人は多いんです。ほうれい線ができやすい人は、無表情だったり、逆に笑いすぎていたりして、顔の筋肉がうまく使えていないと思います」
と言うのは、美容整体師の井上剛志さん。
「顔の筋肉を使わないと、ほうれい線やマリオネットライン(口角の両脇から下に伸びるしわ)ができるなど、頰が下がってたるんできます。さらにマスクのゴムで締め付けると顔の皮膚が常に下へ下へと引っ張られている状態なので、当然顔のたるみは加速していきます。
筋肉は緩んだり締まったりすることでほぐれるので、普段から表情を意識して、顔の動きにメリハリをつけることでほうれい線はできにくくなります」(井上さん・以下同)
すでに深く刻まれてしまったほうれい線やたるみは、消せるのだろうか?
「消せます。私はこれまで5万人以上のお客様をみてきましたが、顔のタイプ(やせている人、太っている人、長い人、短い人)により顔のたるみ方が違うので、それぞれに合ったアプローチをすれば、より効果的に改善できます。その方法を教えましょう!」
寝る前のスキンケアタイムに毎晩行い、老け顔から抜け出そう!
たった1分!顔タイプ別セルフ美容整体のやり方
まずは自分の顔のタイプに合わせ、井上さんの解説のもと、2ステップでできるセルフ整体を実践してみよう。1日何回でもOK!続けることが大事です!
<始める前>
手で両耳全体を40秒揉む。耳をほぐすと頭皮が緩みます。
<終わったら>
鎖骨の下に人差し指を当て、内側から外側に向けて押す。左右各40秒行う。老廃物を流します。
顔が長くて細めタイプ
「面長の人は鼻の両脇にある頰骨筋が伸びやすく、伸びたまま固まってしまうことも多いため、顔が短い人に比べるとほうれい線ができやすい傾向に。ほうれい線に大きくかかわる頰骨筋に直接アプローチして、ぐーっと引き上げる方法が効果的です」
【2】両手のひらの手首に近い部分を頰骨に当てたまま、手のひらを斜め上に向かって押し上げる。このとき強く力を入れる必要はなく、両腕に頭の重さを預ける。そうすると、自然に頰骨を上に押し上げやすい。このまま1分間キープする。
顔が短くて細めタイプ
顔が長くてふっくらタイプ
顔が短くてふっくら丸いタイプ
実例ビフォー・アフター「井上メソッドを続けて9か月で顔に変化が!」
コロナ禍後にマスクを取った自分の顔を見て、たるんだ顔にほうれい線がくっきりしていて悩んでいたという自営業のAさん(58才)。
「普段から結構高いクリームを使って気をつけていたので『まさか!』と驚きました。そんなとき、YouTubeで井上さんの動画を見つけ、試したら1回目から違いを感じ、続けようと思ったんです。
3日目でかなりの変化を実感。いまも毎日続けています。久しぶりに会った友人に、どこの化粧品を使ってるの?と聞かれたのはうれしかったですね」(Aさん)
「頭や首ほぐしてさらに効果アップ!
上記の顔タイプ別のメソッドにプラスすれば、さらに効果がアップ。
「私のサロンでも体だけを施術するコースがありますが、終わった後になぜか顔が引き上がっていると驚かれることがあります。体をしっかり緩めて正しいバランスにしてあげると、顔も同時にリフトアップするんです。特に頭と首は顔に近い部分で皮膚がつながっているので、顔のリフトアップにも大きく影響しますよ」(井上さん・以下同)
頭のこりをほぐす
「頭蓋骨を帽子のように広く覆っている帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)は、側頭筋とつながっています。そのため頭がこっていると、顔を引き上げてくれる側頭筋の力も弱まってしまいます」
両手を広げ指の腹を使って頭皮全体を30秒くらい揉んでほぐす。毎日のシャンプーのついでにやるのがおすすめ。
首のこりをほぐす
「首のこりが原因で、頭皮が引っ張られて硬くなっている人は多いです。首や肩がこるとあごまわりに老廃物がたまりやすくなり、ほうれい線の原因に」
【1】正面を向いて、右手のひらで左耳上のそば、左後頭部を軽くつかむ(イラストは後ろから見たところ)。
骨盤底筋を強化
骨盤底筋は出産や加齢により弱まることが多く、それが尿もれの原因などにもなる。実はこの筋肉、井上さんによればほうれい線にも関係あるのだとか。
「ほうれい線は顔の反射区(ツボのようなもの)でいうと大腸部分で、内臓を支える骨盤底筋にも影響します。弱まるとほうれい線が深くなる傾向にあるようです」。
取材・文/苗代みほ 絵/大窪史乃
※女性セブン2024年5月23日号
https://josei7.com/
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