《レースのコーデ術》皇后雅子さまのペールブルーのセットアップに見る着こなしのヒント ”やわらかなバイカラー”が生み出す明るさと立体感
淡い色の装いは顔映りを明るくする一方で、膨張して見えたり、単調になりがちという悩みもある。装いの印象を左右するのは、色だけではない。レースは、立体感や奥行きを生み出し、こうした淡色コーデの弱点をさりげなく補ってくれる、大人女性こそ取り入れたいデザインだ。
2026年4月7日、天皇皇后両陛下が主催する「春の園遊会」が東京・元赤坂の赤坂御苑で開催され、皇后雅子さまはレースがあしらわれたペールブルーのセットアップと帽子をお召しになった。
ジャケットの襟と袖口に施されたレースは、繊細な模様が美しく浮かび上がり、上品でクラシックな印象を演出。白レースが顔まわりをやわらかく引き立てることで全体をすっきりと整えるとともに、表情を明るく見せている。
また、ペールブルーのぼやけがちな印象も、レースの凹凸によって陰影が生まれることで立体的に。単調に見えがちなワントーンに表情を加え、“のっぺり感”を回避していた。
さらに、袖口の白レースと肌とのコントラストが手元を美しく引き立てていた。
ペールブルーに白レースを重ねることで、さりげないバイカラーになり、コントラストを抑えたやわらかな配色が、明るさと立体感を両立させていた。ヒールも同じ2色を選ぶことで、統一感のある装いとなっている。
淡い色の装いに悩んだときこそ、レースは心強い味方に。明るさと立体感を無理なく引き出せる、大人女性にうれしい存在といえるだろう。
