東京・神田神保町で話題の介護施設を記者が見学「まるでホテルのようなおもてなしに感動!」|介護付有料老人ホーム「ウイーザス九段」
エントランスから屋上まで充実の設備を見学し、なんだかすっかり住民になったようで気分をよくした母。
さらに、この施設の注目ポイントは、入居者の健康管理に最新のデジタル機器やシステムを導入し、それらを連携して活用していることだ。
入居者の眠りを察知し、最適な介助を
居室のベッドに設置された睡眠センサーによって、入居者の睡眠状態を把握することができる『眠りスキャン』を導入。
「ご入居者の眠りを感知してスタッフのスマホに通知される仕組みになっています。目覚めるタイミングでお部屋に伺ってサポートするなど、起床時の転倒リスクに備えることができるのです。
転倒リスクが高い方には、ご本人やご家族の同意を得てお部屋に見守りカメラを設置することもできます。覚醒検知の通知が来た段階でカメラが作動し、スタッフが映像でご様子を確認、必要に応じてすぐに駆けつけることができます。
また、夜間にトイレの介助が必要な方の場合、『眠りスキャン』を活用することで、深い睡眠から、浅い睡眠に切り変わったタイミングを見計らってお声がけし、トイレにお連れすることができるため、ぐっすり眠っていただけるんです」(山神さん)
最新のAIシステムで入居者の健康データを管理
ほかにも、AIが個人の健康を管理する『介護総合管理システム【安診ネットone】』を導入。これは、入居者の日々のバイタルを自動取得し、個人の特性をAIが分析、医療的な優先度を判断するシステム。
「ご入居者のちょっとした異変に気付くには、看護師さんの経験に頼っていました。しかし、最新のシステムでは、AIがデータを分析。たとえば、一律に37℃を超えたら発熱と捉えるのではになく、もともと平熱が低いご入居者でしたら、その方の基準値から外れると、知らせてくれるので、体調の異変や病気の早期発見に役立ちます。
また、『ハナスト』というシステムにより、インカムを付けたスタッフが、専用アプリを使って血圧や体温などを音声入力することで、日々の介護記録をデータ化できる仕組みだ。
「スタッフは話すだけでインカムを通して自動記録ができるので、従来のように介護記録を記入する手間や記録もれなども防げます」(山神さん)
さらに、これらのデータが『介護システムCAREKARTE』に自動で集約され、スタッフや医師のほか、家族も共有できる。
「ご家族にもアカウントをご用意しているので、ご入居者個人の記録がタイムリーに見られるようになっています。なかなか面会に来られないご家族の方にも日々の様子を見ていただけるようになっています」(山神さん)
「最新のシステムを活用し業務を効率化することで、スタッフにもゆとりが生まれます。その分、ご入居者としっかりと向き合う時間に充てられる。身体的な介護はもちろん、心のケアもしっかり行いたいと考えているんです」(山神さん)
『ウイーザス九段』を見学体験してみて【まとめ】
これまで記者は、親の介護施設に入居には、少し不安を感じていたが、『ウイーザス九段』を見学してみたら、親はもちろん自分も、ここで暮らしたいと感じた。
防災やリハビリ、浴室などの最新の設備や美味しい食事はもちろん、すべてに入居者がくつろぎ安心して生活できるように、心のこもったサポート体制が整っていることに感心した。コンシェルジュや理学療法士、ケアスタッフの方々が、入居者の方々と笑顔で触れ合う光景が見られた。
決して華美な設えではなく、設備、サービスが本物。これこそ、一流のホテルのホスピタリティに通じるものを感じた。母も「こんな素敵な施設なら、すぐにでも入居したいわ」と大満足だった。
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【データ】
■ウイーザス九段
介護付有料老人ホーム(一般型(介護予防)特定施設入居者生活介護)
所在地:千代田区神田神保町三丁目6番地
居室数:84室
定員:87名
全室個室 一人用居室81室、二人用居室3室
入居要件:原則満65歳以上、入居時自立・要支援・要介護の方
運営主体:株式会社ウイーザス(株主 小学館不動産株式会社・株式会社久保工)
■食事付き個別見学・相談会開催中!
問い合わせ:0120-142-089(9:00~19:00)
URL:https://lp.withus-care.jp/
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介護ポストセブンからお申し込みいただいた方には特典があります。見学をお申し込みされる際、「介護ポストセブン」の記事を見たとお伝えください。
撮影/柴田愛子 イラスト/尾代ゆう子 取材・文/青山貴子