強運になる5つの習慣「自分には運があると気づくことが大切」開運アドバイザー崔燎平さん

「自分には運がない」と諦めているなら、これほどもったいないことはない。「誰でも等しく運を持っているのに、気づいていないだけ」と、開運アドバイザーの崔燎平（さいりょうへい）さんは言う。多くの強運者を見てきた崔さんが導き出した運をつかむ5か条を教えてもらった。

自分には運があると気づいた人が強運になる

「夢を叶えた人や富を得た人は、生まれつき強運なのではなく、開運法をきっかけに『自分には運がある』と気づいた人です」

　と言うのは、開運アドバイザーの崔燎平（さいりょうへい）さん。

　崔さんの本業は企業経営だが、約17年前、東京で商社マンをしていたとき、後に師匠となる女性から「あなたはいつか占いをする」と声をかけられ、運勢に関する学問や実践法を学び始めたという。

「私はスピリチュアルな人間ではないのにな、と思いましたが、先生から『運命は99％自分で決められる。残り1％の運を占って不安をあおるのではなく、それを利用して占いへの依存を断ち切らせ、自分の可能性に気づかせる手助けをしなさい』と言われ、納得しました」（崔さん・以下同）

崔さんが提案！強運に変える5つの習慣

　崔さんが提案するのが上記の5つの習慣。継続することで運気が上がるという。

「その理由は、自分との約束を守れたことで自信が生まれ、自己肯定感が上がるからです。『私にも運がある』と気づくことで占いや開運グッズに頼ることなく、自分の意思で運を切り開くことができるようになる。この5つはそれに気づくきっかけのひとつです」

　夜の入浴と、翌朝窓を開けて日光を浴びるのは、セットで効果があるそうだ。

「毎日吸収する“気”を浄化する効果がある。シャワーで済ます人はぜひ入浴を。強運者は、毎日10分程度湯船に浸かることが多いようです」

　運動も開運には不可欠だ。

「体を動かすだけなら『体動』でいいのに、なぜ昔の人は運動と言ったのか。体を動かせば運も動くと考えたからです。強運者の多くは、体を動かす習慣があります。運を動かすタイミングを作るからチャンスをつかめるのです」

　そして、私たちが案外できていないのが挨拶だ。

「挨拶は人間関係の基礎。家族間でも大切です。挨拶が返ってこなくても気にしないで続ければ、運が回ります」

　運を上げるにはトイレ掃除をするのがいい？

「私も商社マン時代、先生にまず言われたのがトイレ掃除でした。『それで運が上がるのか？』といぶかったものの、自分との約束ですから、3年間、ものすごく汚い公衆トイレをはじめ、あらゆるトイレをピカピカにして回りました。『100人中99人はできないであろうことを自分はできた』という自信は、いまに生きています。『トイレの神様は弁財天で、金運にいい』という説もありますから、そう信じて自宅のトイレをきれいにするのもいいでしょう」

　先祖供養も、お墓が遠いからできないわけではない。

「先祖に敬意を払うのは、家族を大切にすることと同じです。墓という形より、『ご先祖さまありがとう』と感謝の気持ちで拝むことが重要です」