メガネケアは週1で!知ってるようで知らない基本のお手入れ法
「見えない」「まぶしい」等を解消してくれるメガネ。すっかり“顔の一部”であるにもかかわらず、ケアはついつい怠りがち。知っているようで知らなかった!?お手入れ方法を教えてもらった。
* * *
基本的なお手入れとは?
メガネの汚れが気になった時も、服の袖などでついつい“から拭き”をしてしまうことも多いだろう。しかし、この行為によってレンズが傷ついてしまうと、アイウエアブランド『JINS』広報担当の岡田真里奈さんは指摘する。
「実はメガネって洗えるんです。ほこりや花粉が気になる時期は、毎日洗っても大丈夫ですが、基本的には週1回を目安にするといいでしょう」
そこで、岡田さんが勧めるメガネの手入れ法と、日々気をつけたいことが以下の6点。メガネは雑に扱えばフレームが歪み、レンズに傷やひびが入り、曇ったように感じるなど、見え方も変わってしまう。下記のやり方を参考に、丁寧にケアしよう。
●汚れたら水で洗う
手あかなどが付いたレンズは、流水や洗面器の水にくぐらせて水洗いを行う。ほこりや花粉が付いたまま、布などでから拭きをすると、傷の原因に。水洗い後は必ず、柔らかい布で拭いて水気を取って。
●柔らかい布で拭く
通常は「メガネ拭き」や「マイクロファイバー」などの柔らかい布でやさしく拭く。丁番(開閉部分)や鼻パッド、レンズとフレームの隙間など、細かい部分の水気もしっかり拭き取ろう。
●汚れがひどいなら中性洗剤を
皮脂や化粧品などの落ちにくい汚れは水で薄めた中性洗剤を指につけ、円を描くようにやさしくこすり洗いを。汚れが落ちたら水洗いし、丁番やネジ部分の水気をしっかり拭き取る。
●お湯で洗ってはダメ
熱によってレンズ表面の反射防止コーティングや、撥水コートがはがれてしまうことがある。また、水洗い後にドライヤーで乾かす、メガネをかけたまま風呂や温泉に入るなども同様に、やってはダメ。
●服の袖やタオルで拭くのはNG
汚れが気になった時に、ついつい服の袖や裾、タオルなどでレンズを雑にこすってしまいがち。だが、それらは繊維が粗く、硬い場合が多い。傷の原因になるのでレンズを拭くのは避けよう。
●酸性やアルカリ性洗剤は禁止
手洗いのついでにメガネを石けん(アルカリ性)で洗ったり、洗浄力の強さを期待して酸性の洗剤を使ってはダメ。洗剤が染み込み、コーティングがはがれてしまう危険がある。
※女性セブン2018年4月19日号
【関連記事】