介護付有料老人ホーム『ウイーザス九段』のお出かけイベントに密着!「東京湾クルーズで満面の笑顔に」施設の暮らしをもっと豊かにする試み
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「お出かけをあきらめない」。新しい施設での暮らし方を提案する介護付有料老人ホーム『ウイーザス九段』。これまで話題の名所やグルメを楽しむ外出イベントを多数開催し、入居者や家族から好評を得てきた。このたび、早春のお出かけイベントとして「豪華客船でのランチクルーズ」を実施。初めての試みとなる船上レクリエーションに密着し、その様子を紹介する。
施設の暮らしを彩るお出かけイベント・初のクルージングへ!
介護付有料老人ホーム『ウイーザス九段』では、施設の暮らしに彩りを添えるお出かけ、外出レクリエーションを『GOTO』イベントと名付け、毎月開催している。
これまで話題のスポットで花を愛でる『フラワーGOTO』では、栃木の『あしかがフラワーパーク』や『ひたち海浜公園』へ、名店で美食を堪能する『グルメGOTO』では『明治記念館』や『上野精養軒』などの老舗レストランへの外出インベントを実施し、「ご入居者を笑顔にしたい」とスタッフ一丸となって取り組んできた。
今回は『GOTO』イベント初の試みとなる“クルージング”ということで、早春の穏やかな陽気の中で開催された東京湾ランチクルーズの様子に密着しレポートする。
豪華客船に乗り込み東京見物しながらランチを堪能
乗船するのは4階建てのラグジュアリーな客船。大小のレストラン会場やラウンジ、オープンデッキなどを備えた『シンフォニークラシカ』号だ。
クルージングは『ウイーザス九段』とグループである『ウイーザス荻窪』の2施設の合同企画。東京・日の出埠頭に、入居者さんとご家族、スタッフ、総勢30名の参加者が集まった。大型客船を目の前に、「タイタニック号みたいね、楽しみだわ」と、目を輝かせている入居者さんも。
いざ乗船!車いすでも移動はスムーズ
出航時刻の10分前、いざ乗船。地上から船の入り口までは緩やかなスロープが設置され、車いすでもスムーズに乗り込めるようになっている。
出航から帰港まで船の上で過ごすクルージングは、非日常的で特別な体験であることは間違いない。だからこそ、いつも以上に安心して楽しんでもらえるようにと、車いすが必要なかたやさまざまなケアが必要な入居者さんにとっての不安要素を、スタッフが事前に下見を実施して入念に確認、対策を準備したという。
「乗船は問題なくできるか」「船内やトイレへの移動は大丈夫か」など現地を実際に確認、下調べにはしっかりと時間をかけた。船内のエレベーターのサイズや、船内での移動やトイレへの導線も確認済みだ。
海を臨む船内で優雅にフレンチを堪能
11時50分、日の出桟橋を出航した船は、レインボーブリッジを通過。お台場や東京タワーや東京スカイツリー、舞浜ベイホテル群などの都会の絶景を楽しみながら東京湾内をぐるりと巡る約2時間のクルーズだ。
まずは船内の個室『カルテット』でフレンチのコースを味わう。三方向がガラス張りの部屋は日差しが燦々と注ぎ、静かな海の波が煌めいている。入居者さんたちから「わぁ〜、素敵ね!」と歓声が上がる。
各自、好みのドリンクをオーダーして乾杯。次々と運ばれる眼福の料理にみなさんとっても嬉しそう。
「お酒が大好き」と語る入居者さんは、冷えた生ビールを味わいながら、「なんて幸せなのかしら!」「来てよかったわね」と隣り合う入居者さん同士で笑い合い、目をキラキラさせていた。
女性の入居者さんは、『鮮魚のポワレ』をゆっくり口に運びながら、「柔らかくておいしい。以前、ディナークルーズで乗船したことはあるけど、お昼は初めて。昼間の海の景色も穏やかで素敵ね」と嬉しそうだ。
食事はひと口大にカットするなど高齢者が食べやすい形にして提供することも可能だという。さらに細かく刻む必要がある場合に備え、スタッフさんはキッチンバサミも持参していたそうだが、みなさん、ご自身でフォークとナイフで丁寧にカット、ボリュームのある『牛肉のポワレ』をおいしそうに口に運んでいた。
食後のデザートとコーヒーが運ばれてくる頃には、みなさん満足そうな表情ですっかりリラックスされていた。
「クルージング、豊かな気持ちになりますよね。以前行ったエーゲ海クルーズを思い出すわね。ギリシャのサントリーニ島はね、海が真っ青でとても美しいのよ」と懐かしい船旅の思い出を語る女性入居者さんも。ご家族やスタッフさんと歓談し、ゆったりとした時間が流れていた。
デッキで海風を感じてリラックスタイム
食後はお土産を買ったりデッキに移動して風景を楽しんだり、しばし自由時間。早春の陽ざしでポカポカと暖かいデッキは見晴らしがよく、キラキラと光る波の向こうにお台場のビル群が見える。
「船に乗るのは10年ぶりくらいかな。海から見る東京の景色はいつもと違って新鮮だね」と、男性入居者さん。
「女学校のときに船に乗って三浦半島まで遠足に行ったことがありますよ。あの時の船はかなり揺れていたけど、この船はとても穏やで落ち着きますね」と、笑顔の女性入居者さん。
「4階のデッキに上がってみたい!」と、理学療法士のスタッフさんのサポートで階段を登る女性入居者さんは、施設にいるときよりも元気そうに見える。開放的なデッキでスタッフのみなさんも穏やかな笑顔で入居者さんの様子を見守っていた。
ロビーではソプラノ歌手によるミニコンサートも
船内の中央にあるロビーでは華やかなドレス姿のソプラノ歌手・岩田悠さんによるミニコンサートが行われていた。こうした非日常感の演出もクルージングならではだ。
有名なオペラ椿姫の「乾杯の歌」を優雅に歌い上げ、ディズニー映画『リトルマーメイド』の挿入歌「アンダー・ザ・シー」など海にちなんだ曲、大阪・関西万博のテーマソング『この地球の続きを』などバラエティに富んだ選曲で、入居者さんたちも聴き入っていた。
施設の暮らしを「非日常体験」で彩る
コンサートが終わると間もなく帰港。約2時間のクルージングは終了となった。
「とっても楽しかった。家族みんなでまた来たい」「豪華な船で優雅な気持ちになりました」「まさかホームに入ってクルージングできるなんて思ってなかった。嬉しかった!」と入居者さんたちはみんな満足そうな表情。クルージングをしっかり堪能したようだ。
移動が少なくゆったりとしたクルージングは高齢者のお出かけには、とても喜ばれるものだろう。しかし、過ごし慣れた施設内と違い、陸からも離れたクルージングには、リスクが伴うことも。
お出かけレクリエーションを実施するにあたり、安全面を担保するために入念な準備や付き添いスタッフの確保をする必要があるため、積極的に取り組む高齢者施設はそう多くはないという。それでもこうした取り組みを続けるのは、入居者さんを想う『ウイーザス』ならではの理念があるからだ。
「これまで生きてこられた豊かな人生の続きは、ホームに入居してからも実現できるということをご体感していただきたいです。もっと言えば、ホームだからこそご提供できることも、たくさんあると思っています。
多くの素敵なご経験をされているご入居者にぜひ、「人生で初めて!」という体験をご提供できるように、これからも企画していきたいです。
普段はお部屋で静かに過ごされているご入居者でも、外出レクリエーションなら参加したいというかたもいらっしゃいますから」と、企画したスタッフさんはその想いを語る。
まさにその企図のとおり、「人生初のクルージングでした。家族と一緒に来られてとても幸せ。長生きして本当に良かったわ」と、涙を浮かべ嬉しそうに語っていた女性入居者さん。その姿が印象的だった。
在宅介護では難しくなった「お出かけ」もあきらめなくていい。『ウイーザス』では、施設での暮らしをもっと積極的に楽しみ豊かにする新たな試みを、実践し続けている。
撮影/柴田愛子 取材・文/青山貴子
介護ポストセブンからお申し込みいただいたかたには特典があります。見学をお申し込みされる際、「介護ポストセブン」の記事を見たとお伝えください。
【データ】
■ウイーザス九段
介護付有料老人ホーム(一般型(介護予防)特定施設入居者生活介護)
所在地:千代田区神田神保町三丁目6番地
居室数:84室
定員:87名
全室個室 一人用居室81室、二人用居室3室
入居要件:原則満65歳以上、入居時自立・要支援・要介護の方
運営主体:株式会社ウイーザス(株主 小学館不動産株式会社・株式会社久保工)
https://withus-care.jp/
■個別見学・相談会開催中!
問い合わせ:0120-142-089(9:00~19:00)
URL:https://kudan.withus-care.jp/
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