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新年祝賀会で1年の幕開けを華やかに祝う!介護付有料老人ホーム『ウイーザス九段』のお正月のイベントに密着

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「ここで暮らし始めたら前より元気になった!」と語る入居者が増えていると話題の介護付有料老人ホーム『ウイーザス九段』。季節ごとにスタッフが趣向を凝らしたさまざまなイベントを開催し、入居者とその家族にも好評となっている。2025年を迎えて初のイベントとなる新年会の様子をレポートする!

2025年の幕開け「新年祝賀会」を開催

 東京・千代田区九段下に建つ高級老人ホーム『ウイーザス九段』。新春の穏やかな陽射しが注ぐ明るい2階のダイニングルームに続々と入居者が集まり、イベントの開始を今か今かと待っている。

『ウイーザス九段』では、毎月の外出イベントに加え、夏は納涼祭、秋は芸術鑑賞会など、ホーム内外で楽しめる数々のイベントを実施し、入居者の心を掴んできた。

 新年初となるイベントは、新しい年の幕開けにふさわしい『新年祝賀会2025』を開催。盛り上がったイベントの様子を記者が実況レポート!

 イベントの司会(MC)を担当するのは、支配人の小島直幸さんと、シンガーソングライターの中田亮さん。中田さんは、『ウイーザス九段』で昨夏に開催した納涼祭イベントにもゲストで登場し、今回2度目のステージとなり、亮さんの“推し活”を楽しみにしている入居者さんも。

「みなさん、あけましておめでとうございまーす」(中田さん)

「ウイーザス初の試みをたくさんご用意しました。最後はお楽しみ、豪華景品が当たるビンゴ大会も行います。どうぞお楽しみください!」(小島さん)。新年最初のイベントということで、2人のMCも気合が入っている。

「書初めライブ」圧巻の筆運びに嘆息

「新年ということで、まずは書初めを。書家の石川香雪先生にご登場いただきます」(小島さん)

 書家の石川さんが作務衣姿で登場。5才から書道を始め、流派を超えた多くの師に影響を受け、現在は毎日書道展の審査会員でもあり、銀座鳩居堂でも個展を開催する実力者だ。

「この筆は山羊の毛なんですよ。墨は今朝自宅で擦ってきたものを用意してきました。まずは新年にふさわしく“新しい慶(よろこ)び”、『新慶』(しんけい)と書いてみますね。太筆を2本持って書くと面白い文字の流れが生まれるんですよ」(石川さん)

 早速、石川さんが書初めを披露。「書道は一瞬でも迷ったらだめなんですよ」と、大きな半紙に2本の筆を持って行うパフォーマンスは大迫力。半紙が破れんばかりの筆の勢い、力強い文字で「新慶」の2文字を書いていく。

「気分が乗ってきたので、もう1枚書きましょう」と石川さん。今度は1本の太い筆で「笑門来福」の4字を。先ほどとはまた違う繊細な筆運びに、入居者さんたちも引き込まれている。

「笑う門には福が来るという意味ですね。笑うことは健康にもとてもいいと言われていますよね。今年はもっともっと笑ってもらえるようにという願いを込めて書きました」(石川さん)

『ウイーザス九段』のレクリエーションには書道もあり、1月2日には入居者さんたちが書初めを行なったというが、書家の大迫力のパフォーマンスを間近で見る体験は格別だったよう。

 初めて生の書道パフォーマンスを見たという入居者さんは、「筆の文字は、力強いところと優しいところがあって、書道って奥深いのね」と感心した様子。

 書初めライブの締めには、石川さんにじゃんけんで勝った入居者さんは好きな文字を色紙に書いて贈ってもらえるというサプライズプレゼントも!

 見事じゃんけんを勝ち抜いた女性の入居者さんは、「新年早々、書家の先生に特別に好きな字を書いてもらえるなんて!今年は運がよさそうですね」と嬉しそう。

不思議な「マジックショー」に目が釘付け!

「みなさん、こんにちは~!」

 元気に登場したのは、テレビ番組のマジック監修なども多数手がける売れっ子マジシャン、ユッキーさん。手にしていたハンカチがパッと一瞬でステッキに早変わり!すると入居者さんもたちも一瞬でパッと笑顔に。

 お客さんを巻き込んで行う「観客主役型」のマジックも見どころ。

「このマジックは、皆さんにも手伝っていただきます。人差し指を出して『エイッ!』と魔法をかけてくださいね」と、ユッキーさんの合図で、入居者さんも一緒にマジックに参加。

 文字が書かれたバラバラのカードが、魔法の合図でひとつに繋がるという不思議なマジックに、「お~」と、どよめきが起こる。

 続いて人気のカードマジックは、数字が見やすい大きなトランプを利用しているのも嬉しいポイントだ。

「次はどなたかに好きなトランプを選んでもらいましょう」とユッキーさん。

 複数のカードの中から入居者さんが選んだのは「ハートの6」。一度箱の中でカードをシャッフルし、取り出してみると1枚だけ裏向きのカードが。めくってみると…。「はい、こちらハートの6ですね!」とユッキーさん。横で見ていたスタッフたちも「種も仕掛けもまったくわからない」と大興奮。

 みんなで一緒に楽しむスプーン曲げのマジックや、サイコロやお札を使った不思議なマジックなど盛りだくさんの内容に、入居者さんたちは一瞬たりとも目を離せない。いつになく真剣な表情が印象的だった。

懐メロプリンス中田亮さんの「昭和歌謡コンサート」は大盛況

「みなさん、2025年の幕開けを一緒にお祝いしましょう!」

 ステージのトリを務めるのは、“懐メロプリンス”こと中田亮さんだ。イベントの初めからMCで出演し新年会を盛り上げていたが、満を持しての登場だ。

 2021年から高齢者施設に向けたオンラインコンサートの活動をしている中田さんは、参加者のリクエストに応えて、昭和の歌謡曲をギター演奏で披露するスタイルで人気を集めている。

 1曲目は、年の初めにちなみお正月の歌「1月1日」を中田さんのギター演奏にあわせてみんなで大合唱。「世界の国からこんにちは」「人生いろいろ」と誰もが知る名曲が続き、スクリーンに映し出された歌詞を見ながら、入居者さんたちも一緒に口ずさんでいた。

「お祭マンボ」「高原列車は行く」「北酒場」など昭和の名曲が続き、序盤から会場はヒートアップ。続いてリクエストコーナーへ。

「どなたか僕に歌って欲しい曲があるかた、いらっしゃいますか?」と、中田さんが声をかけると、多くの入居者さんが挙手。

「昔、歌を習っていたんですよ」という女性の入居者さんは「みかんの花咲く丘」をリクエスト。「一緒に歌いましょう!」とマイクを渡された入居者さんの見事なソプラノの声が響いた。

 カラオケが大好きだという男性の入居者さんは「津軽海峡冬景色」をリクエスト。ほかにも次々とリクエストが上がり、「赤いハンカチ」「長崎の鐘」といった往年の名曲をそれぞれが中田さんとともに熱唱した。みなさん懐かしい歌に感慨深そうな表情が印象的だ。

 いよいよ盛り上がってきたコンサート終盤、「さあ、みなさん、体を動かしましょう!」と、中田さんが選んだ曲は「ヤングマン」。入居者さんたちはもちろんご家族もスタッフも一緒に「Y・M・C・A」の振り付けで大いに盛り上がった。

「僕はこの歌で高齢者施設のみなさんと一緒に『NHK紅白歌合戦』に出場するという夢があります」と中田さん。オリジナル曲「みんなのウタ」でフィナーレへ。

『ウイーザス九段』のイベントには今回で2度目の登場となった中田さんは入居者さんひとり一人の名前を覚え、声をかけていたのも印象的だった。

白熱!豪華商品が当たるビンゴ大会

 歌謡コンサートの熱気が残る中、最後は豪華な商品が当たるビンゴ大会へ。

 ビンゴ大会は夏の納涼祭で初めて実施し、大好評だったため、今回の新年会で2度目の開催となる。スマホの充電器や卓上加湿器、色鉛筆、お菓子の詰め合わせのほか、デパート商品券や大阪万博のペアチケットといった豪華な景品が用意されていた。

 2人部屋に入居されているご夫婦は、ふたりとも豪華賞品をゲット。「今年はいい年になりそうね」と満面の笑み。大阪万博のペアチケットをもらった入居者さんは、「息子と一緒に行けたらいいね。新年早々、嬉しいわ♪」と笑顔で語った。

「こうしてみんなで新年を祝えるのは本当に嬉しいし、幸せなことですね」「書道やマジックも生で見る機会はそうないから面白かった!」「懐かしい歌が聴けて楽しかったですね」と、入居者さんも満足そうな様子。全員で記念撮影をして、興奮冷めやらないうちに新年会はお開きとなった。

「『ウイーザス九段』はとても歌が上手な入居者さんが多く、盛り上がってくれるので嬉しいですね。

 今回は大きなスクリーンを用意してくださり、歌詞を出してもらえたので一緒に歌ってもらえたのもよかったです。普段は配信でコンサートを行うことが多いですが、実際にお会いして声援をいただけるのは格別です」(中田さん)

 3組のゲストを招きビンゴ大会まで催した新年会は大盛況だった。ここまでイベントに力を入れている施設は珍しいだろう。高齢者施設のお正月といえば静かに淡々と過ごすイメージだったが、華やかなパフォーマンスに入居者さんたちはみんな目を輝かせていた。

『ウイーザス九段』が目指す高齢者のウェルビーイング※の実現のためにも、スタッフ一丸となってつくり上げた素晴らしい新年のイベントだった。

※ウェルビーイング=社会的なつながりの中で、心身共に元気で満足して過ごせること。また、その状態が持続することが重要とされている。

撮影/山本佳代子、取材・文/青山貴子

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介護ポストセブンからお申し込みいただいたかたには特典があります。見学をお申し込みされる際、「介護ポストセブン」の記事を見たとお伝えください。

【データ】

■ウイーザス九段

エントランス

介護付有料老人ホーム(一般型(介護予防)特定施設入居者生活介護)
所在地:千代田区神田神保町三丁目6番地
居室数:84室
定員:87名
全室個室 一人用居室81室、二人用居室3室
入居要件:原則満65歳以上、入居時自立・要支援・要介護の方
運営主体:株式会社ウイーザス(株主 小学館不動産株式会社・株式会社久保工)
https://withus-care.jp/

■個別見学・相談会開催中!

問い合わせ:0120-142-089(9:00~19:00)
URL:https://kudan.withus-care.jp/

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●『ウイーザス九段』を紹介した記事はこちらでチェック!

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