家事の手抜きワザ、便利グッズなど「主婦のアイディア厳選50」
普通に生活するだけでも疲れるのに、この暑さ…。少しでもラクをできないものかと、『女性セブン』読者から家事の手抜きワザを集めました。
ほんのちょっとしたことなのに、”それ”をするだけで劇的に時短になる知恵から便利グッズまで、読むだけで涼しくなること間違いなし!
【料理編】
面倒な家事の第1位は「献立を考える」、第2位は「夕食作り」と、家族の食事作りが負担に。手抜きルールを決めて、時には便利アプリや食材宅配サービスの活用を。おいしければそれでヨシ!
●1週間の献立を考えておく。
献立を考えるのが苦手なので、週末に1週間分考えて貼っておく。おかげで1週間悩まず過ごせて、食材の無駄もなくなった。(京都府・25才・専門職)
●週1回の作りおきで乗り切る!
週末に水曜までの夕食をすべて作りおき。木曜と金曜の夕食は作らないと決めているので、家族で外食したり、レトルト食品を活用する。(埼玉県・41才・パート)
●献立アプリでメニューを決定。もう悩まない!
献立を考えるのがとても苦手で、献立アプリを参考にしています。栄養バランスもよく、作り方もわかりやすくてとっても便利。献立で悩むことがなくなりました。(千葉県・54才・自営業)
キッコーマンの公式アプリ『今日の献立』は、無料でダウンロード可能。4000種類以上のレシピを厳選し、旬の料理や食材、料理名で検索できる。登録すると『おすすめ献立』を毎日お届け。『お買い物メモ』機能もあり便利だ。
●届いた食材を調理するだけ!
食材宅配サービス『ヨシケイ』を利用し始めたら、自分で献立を考えたり、買い物に行く手間が減りました。栄養バランスがよく、毎週、違った食材が届くので飽きることなく家族も喜んで食べてくれます。(奈良県・60才・専門職)
『ヨシケイ』の『すまいるごはん』は、1食300円から5日間お試し利用も可能。バリエーション豊富なコースからライフスタイルに合わせてメニューを選べる。
●朝食作りが面倒…パンしか食べない。
毎朝、食事を作るのが億劫なので、朝はご飯ではなく調理しなくてすむパンしか食べない!(宮城県・45才・自営業)
●曜日によって肉、魚と決めておく
メインのおかずを、月曜は魚、火曜は肉と、曜日ごとに決めている。主菜が決まれば副菜を考えるのも早い。(石川県・38才・専業主婦)
●ネットでレシピを検索し、家にあるものだけで作る
メニューを決めてから買い物に行くのではなく、冷蔵庫の残りもので作れるレシピをネットで検索。食材の無駄がないし、買い物に行く回数も減った。(岐阜県・26才・パート)
●3つ同時に焼けるフライパンで朝食作り
朝食やお弁当作りに、焼くスペースが3つに分かれたフライパンが大活躍。中央で卵焼きを作って、両脇でソーセージや野菜を炒めることができるので1度に3品作れて、早いっ!(東京都・41才・会社員)
●週末は家族でレトルト食品のみ
家族の好きなマサラカレーは常時お取り寄せ。ほかにもラーメンやうどん、パスタなどのレトルト食品を大量にストックしておき、週末はそれぞれが自由に食べる決まりに。好きなものを食べられるので、夫も、子供も、実は週末を密かに楽しみにしている(笑い)。(神奈川県・49才・公務員)
●きゅうりはポリ袋に入れて叩く
夏に消費量の増えるきゅうりですが、うちは家族が多いので切るのすら面倒。ポリ袋に入れて麺棒でガンガン叩いて割る。そして、ごま油、しょうゆで味付けすれば、まな板も包丁も使わずに一品完成!(千葉県・42才・会社員)
●もやしは袋に水を入れて洗う
もやしは、ざるにあけて洗うと、ざるの目に詰まってしまいイライラ。そこで、袋にそのまま水をそそぎ、よく振って、袋の下を小さくカットして水を抜けばOK! こっちの方が断然早いし、ラク。(長崎県・38才・自営業)
●フライパンのままテーブルへGO!
以前は、家族それぞれのおかずをお皿に盛りつけていましたが、最近はフライパンのまま食卓に並べたり、ホットプレートを活用するように。これで随分手間が省けています。(広島県・71才・専業主婦)
●おかずはワンプレートに盛り、洗い物を激減
食器はなるべく使わず、ワンプレートに盛りつける。カフェ風で見栄えもいいし、洗い物が激減した。(愛知県・36才・専業主婦)
●魚焼きグリルにアルミホイルを敷くとお手入れがラク
魚焼きグリルの網の上にアルミホイルを敷き、その上に魚を置いて焼くと、わざわざ洗わなくてよくなった。さらに、パリッと焼ける気がする!(三重県・49才・会社員)
●食器は拭かずに熱湯をかけて速乾する
食器を洗った後、熱湯をかけて水分を飛ばし、そのまま乾かして拭く手間をカット。同時に殺菌できて一石二鳥。(北海道・45才・パート)
●煮込み料理は自動調理器にお任せ
自動調理器に食材と調味料を入れるだけで、本格的な無水料理が完成。かき混ぜも火加減の調節も自動でしてくれるので、あとは鍋にお任せ。カレーや肉じゃがは味がよくしみて、家族にもおいしいと評判です。(栃木県・34才・専業主婦)
スマホで約300種類のレシピも検索できる。『ヘルシオ ホットクック KN-HW24C』7万円前後/シャープ
●朝食を作る時に夕食の食材も切っておく
朝食とお弁当作りをする時に、夕食の食材もまとめて切って分けておく。帰宅後は、炒めたりするだけでよいので、手早くスピード調理できます。(愛知県・41才・パート)
【掃除編】
苦手な家事第1位の「窓拭き」に続き、面倒だという声が高かったのがお風呂と部屋の掃除。便利グッズや独自のアイディアを駆使して、ためずにこまめに掃除するのが、実はラク!?
●家にゴミ箱は1か所のみ
うちのゴミ箱はリビングに1か所のみ。あえて1つにすることで、ゴミをまとめる手間を減らしています。(熊本県・37才・専業主婦)
●ぞうきんより『お掃除シート』がラク!
ぞうきんは洗ったり干したりが面倒で、拭くのも苦痛に…。そこで拭き掃除は『お掃除シート』で行うと割り切りました。セスキシートはよく落ちて手軽に使えるので、掃除が楽しくなりました。(広島県・77才・専業主婦)
セスキは重曹の10倍のアルカリパワーがあり、油脂に反応して汚れを浮き上がらせる。『セスキの【激落ちくん】シート フローリング用』 214円(編集部調べ)/レック
●紙袋がゴミ箱
某通販会社の厚めで自立する紙袋をゴミ箱代わりに。そのまま回収して、紙袋ごとポイッと捨てられるので便利。(東京都・43才・自営業)
●サッシの掃除は100円ショップの便利道具で
100円ショップで売っていた窓サッシ専用のブラシを、水を入れたペットボトルに装着。水で流しながらサッシを掃除でき、簡単にきれいに。(岡山県・34才・パート)
●窓拭きは『ケルヒャー』でピカピカ
口コミで評判のドイツ製の『ケルヒャー』を購入したら、長年苦労していた窓拭きが驚くほどラクチンに。洗浄液をスプレーして強力な吸引力で吸い取るので、汚水の液ダレや拭きムラもなくピカピカに。お風呂の水滴取りや冬場の結露にも大活躍しています。(北海道・41才・専業主婦)
●脚の高い家具にチェンジ! わが家を『ルンバ』仕様に
今までは掃除機を丁寧にかけていたけど、『ルンバ』を購入。でも、ソファなどわが家の家具の下に入らなかったので、思い切って家具の脚を高くし、全部屋をルンバが移動できるようにしました。(神奈川県・54才・自営業)
●スリッパがモップ代わり
裏面にモップ機能のあるスリッパを履いて歩き回り、少しのほこりでも拭き取る。(石川県・54才・会社員)
裏面にマイクロファイバーを使用し、ほこりや髪の毛をからめ取る仕様に。丸洗いもOK。『【激落ち】おそうじスリッパNEO』646円(編集部調べ)/レック
●起きたらそのまま床掃除
寝室にクイックルワイパーを置いておき、起きたらそのまま床を拭きながら移動して、仕事にいく準備をする。(岐阜県・28才・会社員)
●入浴中に浴槽をメラミンスポンジでこする
お風呂につかりながら、出る直前にメラミンスポンジで浴槽をこすって掃除。温まっているので汚れも落ちやすい。(島根県・52才・自営業)
●入浴後、裸で風呂掃除
自分が最後に入浴し、そのまま風呂掃除もして出るようにしている。わざわざほかの時間に風呂掃除をしなくてよいので効率よし。(高知県・44才・パート)
●スポンジは浴室に吊ると掃除しやすい
浴室の壁の内部には鉄が使われていることを知り、磁石タイプのフックを壁につけ、石けんやたわし類は吊るすように。小物類は全部吊るしてあるから、カビや水あかもなし。(香川県・40才・会社員)
●バスマットを珪藻土(けいそうど)にしたら洗濯不要
バスマットはすぐ汚れるし、洗うのが面倒。最近話題の珪藻土を使ってみたら快適で驚き! 吸水性がよくてすぐ乾くから、いつもサラサラで足裏が心地いい。週に1回、陰干しをすればよいので、洗う手間もなくなった。(滋賀県・38才・自営業)
珪藻土は藻類の一種。表面に無数の小さな孔が空いているためすぐ乾き、カビが繁殖しにくい。『珪藻土バスマット』 999円/ニトリ
●トイレにスタンプでピカピカ!
トイレ掃除後、便器の内側にスタンプクリーナーを押しておくと、汚れがつきにくい。最後にスタンプを押すと達成感があり、トイレ掃除が好きになった。(宮崎県・35才・パート)
週1回、洗浄・防汚成分配合のジェルを便器に直接スタンプするだけで、流すたびに6週間きれいが持続。『スクラビングバブル トイレスタンプクリーナー』328円前後(編集部調べ)/ジョンソン
●タオルを洗う前に洗面台を拭く
毎朝起きたら、洗面所の使用済みタオルで鏡や洗面台の周りを拭いてから、洗濯機にポン!を習慣にしています。(東京都・40才・会社員)
●外出前にトイレに洗剤をかけておく
外出する前に、便器内にトイレ用洗剤をかけてから出かける。外出中に洗剤がなじんで、帰ってきて流すとピカピカになるので効率的。(神奈川県・41才・会社員)
【家族を使う!】
●夫はおだてて使うべし
窓拭きなど手が届かないところの掃除は、「きれ~い! すごーい! 助かる~」と夫をおだてると、一生懸命やってくれます。ありがたや~。(山形県・50才・自営業)
●乾いた洗濯物はカゴに入れて、各自で畳んでしまう
以前は子供のたんすに洗濯物を畳んで私が入れていましたが、畳まずカゴに入れて、各自の部屋の前に置くことに。自分で畳んでたんすに入れてくれるので、私の自由な時間ができました。自立にもつながる気がします。(神奈川県・38才・パート)
●得意なこと、好きなことを見極め、家族の適性に合わせて家事を分担
几帳面な息子は食器の片づけ、植物の好きな娘は花の水やりなど、家族の性格に合わせて、好きなこと、得意なことをお願いするようにしている。終わったら「やっぱり上手ね!」とほめることも忘れずに。「これは自分の仕事」という意識が芽生え、自然と役割分担ができました。(香川県・55才・専業主婦)
●風呂掃除はお小遣い制に
わが家では、お風呂掃除は子供たちの仕事。1回10円で、自分から率先してやってくれて、毎日コツコツ貯金している。労働してお金を稼ぐ、社会勉強にもなっているかな。(群馬県・33才・専業主婦)
●お弁当箱は洗って持って帰る
夫にも、子供にも、お弁当箱は洗って持ち帰るようにお願いしています。翌日、そのまま詰めればいいので助かる!(埼玉県・51才・自営業)
【洗濯編】
●洗濯乾燥機は途中で干すとしわになりにくい
洗濯乾燥機に最後までかけず、乾燥が始まって約10分経ったら取り出し、シャツやブラウスはハンガーにかけて干しています。この方がしわになりにくくて、きれいに仕上がります。(滋賀県・57才・専業主婦)
●汚れ物は脱いだ時に分類
シャツなどの衣類と汚れのひどい靴下や下着は別々のカゴに入れるように、家族を徹底指導。分類の手間がなくなり、何より衛生的で気持ちいい♪(新潟県・43才・会社員)
●ハンガーは1種類に
いろいろなクリーニング店でもらったハンガーを使っていたが、すべて同じ種類に買いそろえたらスッキリ。片づけやすくなって、4才の娘が使い終わった後、きれいにそろえてくれる。(高知県・45才・専業主婦)
●『色移り防止シート』投入で分類いらず
濃い色の服を着ることが多いので、今までは洗う前に夫や子供の服と分類していたけれど、『色移り防止シート』を入れたら解決! シートが色素を吸収するので、白物も柄物もみんな一緒に洗えます。(東京都・42才・会社員)
特殊シートが色素や汚れを吸着。『ドクターベックマン 色移り防止シート カラー&ダートコレクター 30枚入り』1050円/エコンフォート
●アイロン不要な素材を選ぶ!
そもそも、できるだけアイロンがけをしなくてもよい素材の服を選ぶようにしている。(大阪府・48才・パート)
●洗った服は干す前に振る
洗濯機から取り出したら、端を持ち、バサッバサッと勢いよく5回振り、服を逆さにして同様に5回振る。こうすると繊維が立ってしわが伸びてアイロンいらず。タオルも柔らかくなって長く使えます。(岩手県・48才・パート)
●ワイシャツはクリーニング
ワイシャツはすべてクリーニングに出すと割り切っている。これでアイロンいらず。(愛媛県・54才・公務員)
●カーテンはレールにかけてそのまま干す
カーテンは洗った後、干す場所にも困るので、そのままカーテンレールへ。化繊なのですぐ乾くし、そのまま使えてよし。(東京都・34才・会社員)
●食器用洗剤でシミ取り
ミートソースの食べこぼしなど、食品の油汚れには、食器用洗剤を少量つけて洗うとよく落ちるのを発見。シミ抜きは時間がかかってイライラするけど、これならすぐ落ちる。(石川県・52才・パート)
●ハンガーのままクローゼットへ
ハンガーにかけて干した衣類は、畳まずそのままクローゼットに収納。畳む手間が省けるうえ、服に折り目もつかず、すぐに着られていいことづくし!(秋田県・55才・自営業)
イラスト/野田節美、えのきのこ
※女性セブン2018年8月16日号
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