介護付有料老人ホーム『ウイーザス九段』が新たなレクをスタート|ダーツやゴルフなど室内スポーツで脳と心の健康をサポート
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介護付有料老人ホーム『ウイーザス九段』では、室内で楽しむ新たなレクリエーションをスタート。パターゴルフやダーツなどの“スポーツ”で心身ともに元気になってもらいたいと専用フロアも設けるこだわりようだ。脳研究の専門家、古賀良彦さんが実際に体験した感想や、脳と心に与える影響など、その効能のお話とともに、スポーツレクリエーションについて紹介する。
教えてくれた人/プロフィール
古賀良彦さん
医学博士。杏林大学名誉教授。認知症、うつ病、睡眠障害、統合失調症の治療や研究のエキスパート。日本催眠学会名誉理事長、日本薬物脳波学会副理事長を務め、認知症や不登校などにも精通する。著書は『睡眠と脳の科学』(祥伝社新書)、『毎日脳活スペシャル ねこのまちがいさがし』(文響社)など多数。
新たに始めた「スポーツレク」とは?
「ダーツやパターゴルフなど室内でスポーツを楽しむことは、高齢者の心身にはとてもいい影響があります。相手と競い、仲間と協力して相手を気づかうなど、スポーツ特有のコミュニケーションが生まれることも注目ポイントです」
こう語るのは、高齢者のウェルビーイング※の実現を目指す『ウイーザス九段』の取り組みを監修する古賀良彦さんだ。
※ウェルビーイング=社会的なつながりの中で、心身共に元気で満足して過ごせること。また、その状態が持続することが重要とされている。
『ウイーザス九段』では、これまでも季節の花を愛でる『フラワーGOTO』や、美食を堪能する『グルメGOTO』など積極的にレクリエーション(レク)を実施してきた。外出先で非日常を味わう『GOTO』レクに対し、室内で楽しむ『スポーツレク』は、日常的に楽しみながら体を動かすことを目的としている。
新しく始めたスポーツレクは、毎週土曜日に開催。ユニバーサルスポーツのボッチャやネットを使った本格的なバルーンバレーなど、チームスポーツはすでに大好評。
月に2回開催しているダーツやパターゴルフ、ストラックアウトなど複数のスポーツが楽しめる「スポーツサーキット」は、夢中になる入居者が続出だという。
また、室内でのスポーツを気軽に楽しんでもらうために、館内8Fにスポーツフロアを常設し、入居者はいつでも好きな時に自由にプレイすることができる。
スポーツレクは白熱!会話も弾む
スポーツサーキットが開催される日に、記者が会場のフロアへ伺った。その様子をリポートする。
普段は食堂として使用している広いフロアには、パターゴルフやダーツなどのスポーツゲームがズラリと並び、入居者さんたちとスタッフとが笑い合う声で賑やかムード。
数字の的にボールを当てるストラックアウトに挑戦した80代の入居者さんは、「なかなか当たらないから悔しい!」と熱心に取り組んでいる。
「もうちょっと近づいて投げてみましょうか」とスタッフの提案で、見事命中。スタッフがマンツーマンで付き添い、入居者さんを気づかう様子も印象的だ。
ダーツで高得点を連発していた男性入居者さんは、「ダーツは人生初なんだけど、これは面白いね。投げ方のコツを教えてもらったら高得点が取れたんだよ!」と嬉しそう。
パターゴルフに挑戦していた男性入居者さんは、「学生時代はゴルフクラブに入っていたんだよ。パターゴルフは何十年ぶりだろう、腕が落ちたかな」と久しぶりのゴルフを満喫していた。
入居者のみなさんが、いつにも増して饒舌で、表情も豊かだ。
チームに分かれて得点を競う「バルーンバレー」も盛り上がるスポーツレクのひとつ。「そっちへ行った、お願いします!」「ナイスパス!」自然とチームワークが生まれるのも、チームスポーツの醍醐味だ。
レクに参加した人には、ポイントが贈られる。このポイントが貯まると、施設内でマッサージを受けたり、特別グルメメニューに交換できたり、様々な嬉しい特典が用意されている。一番豪華な特典は2泊3日の旅行とのことで、”ポイ活”に励む入居者さんが多いという。
チームスポーツで勝ったチームには、ボーナスポイントも。「絶対勝って、ポイントゲットしましょう!」と、各チームをサポートするスタッフも思わず真剣に。
スポーツ後には、お茶とお茶菓子が振る舞われ、ホッとひと息。
スポーツレクが脳にもたらす良い影響とは?
スポーツレクは高齢者の脳にどんな影響があるのか、古賀さんに解説いただいた。
「ダーツやパターゴルフなどのスポーツは、脳全体をバランス良く刺激することができるのでとてもおすすめです。
ダーツでは、的の形や位置を見定める脳の後頭葉や頭頂葉と、「さあやるぞ!」という活力を盛り上げる脳の前頭葉の下部が活性化されます。
矢を手にもった感触や重さを測るには、脳の頭頂葉の感覚野が働きます。そして、どのくらいの力で矢を投げるか、どの位置を狙うかなど目標やプランを立てるには、前頭前野が機能します。前頭前野は、人間の脳の中で最も発達している部分。コミュニケーションや高度な判断、記憶などにも関わっています。
そしていよいよ矢を投げるというプランを実行するために、前頭葉の後部にある運動野に前頭前野から指令が出されるという仕組みになっています。
このように、ダーツなどスポーツの一連の動作は、脳全体を活性化させることに繋がるというわけです」
スポーツによるコミュニケーションが脳の広範囲を刺激
スポーツをする際、周囲とのコミュニケーションも大切だという。
「カナダの脳神経外科医、ペンフィールド博士が提唱する『ホムンクルス』というものがあります。
彼が人体の部位と脳の繋がりを調べてみると、“手と口”が脳の広範囲の領域を使うことがわかりました。脳の神経地図とも呼ばれ、ラテン語で“小人”を表すホムンクルスと名付け、手と口がとても大きく擬人化されています。
つまり、ダーツでもストラックアウトでも手を動かすとともに、仲間と口を動かしておしゃべりすることで、脳の多くの領域が刺激されるわけです。
新たなスポーツに挑戦し、時に勝ち負けで喜んだり悔しい思いをしたりすることは、施設の穏やかな生活の中ではとても貴重な体験。社会性も育まれると思います。
脳のあらゆる部位を刺激する手段として、スポーツはとても有意義ですし、認知症の予防にもつながると考えられます。『ウイーザス九段』のように、いつでも好きなときにスポーツが楽しめる環境が整っているのは理想的ですね」
撮影/柴田愛子 取材・文/青山貴子
介護ポストセブンからお申し込みいただいたかたには特典があります。見学をお申し込みされる際、「介護ポストセブン」の記事を見たとお伝えください。
【データ】
■ウイーザス九段
介護付有料老人ホーム(一般型(介護予防)特定施設入居者生活介護)
所在地:千代田区神田神保町三丁目6番地
居室数:84室
定員:87名
全室個室 一人用居室81室、二人用居室3室
入居要件:原則満65歳以上、入居時自立・要支援・要介護の方
運営主体:株式会社ウイーザス(株主 小学館不動産株式会社・株式会社久保工)
https://withus-care.jp/
■個別見学・相談会開催中!
問い合わせ:0120-142-089(9:00~19:00)
URL:https://kudan.withus-care.jp/
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